2024年1月から新しいNISA制度がスタートします。現行制度ではつみたてNISAと一般NISAに分かれていましたが、新制度では一本化される予定です。

では、一本化したらどうなるのでしょうか。メリットとデメリットなどについて解説します。

現在のNISA制度はどうなっている?

新しいNISA制度について述べる前に、まずは現行の制度についておさらいしておきましょう。

NISA(少額投資非課税制度)は、株式や投資信託などの売却益や配当金などにかかる約20%の税金が免除される制度です。

具体的には、NISA口座を開設して投資商品を購入し、売却したり配当を得たりして出た利益に対して税金がかからなくなるというものです。1年間につき、投資商品を購入できる金額が決まっています。

NISAには20歳以上(2023年1月以降は18歳以上)が利用できる「つみたてNISA」「一般NISA」、未成年が利用できる「ジュニアNISA」があります。

ジュニアNISAは新制度に移行するタイミングで終了するため、今回はつみたてNISAと一般NISAに絞って解説します。

つみたてNISAと一般NISAは、以下のように対象となる投資商品や非課税となる年間投資額の上限、最大非課税期間が異なります。なお、1年間の投資期間で2つの制度を併用することはできず、変更したい場合は1年に一度だけ選び直しができます。

1.NISAが一本化されたらどうなる?

NISA恒久化でどうなる?一本化したら?分かりやすく解説します

2つの制度が統合される「NISAの一本化」

「NISAの一本化」とは、一般NISAとつみたてNISAを一本化するということです。2つのNISAを一本化し、一般NISAは「成長投資枠」つみたてNISAは「つみたて投資枠」と名称を変更のうえ、成長投資枠とつみたて投資枠が併用できるようになり、年間非課税投資枠も増えます。

また、非課税期間の上限がなくなるほか、制度の期限もなくなって恒久化されます。

新制度をまとめると以下のようになります。

2.NISAが一本化されたらどうなる?
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