NISAは、投資の利益に税金がかからない制度です。最近では制度拡充や一本化などが話題になっており、2024年からは新しいNISA制度が始まります。

しかし、興味があるなら待たずに今すぐ始めるべきです。

今回は、2023年こそNISAをやるべき理由について、ファイナンシャル・プランナーの大西勝士さんが解説します。

早く始めるほうが長く運用できる

投資は1日でも早く始めるほうが長く運用でき、資産を増やせる可能性が高まります。利益を元本に組み入れて複利運用をすることで、運用期間が長くなるほど資産の増え方が大きくなるからです。

具体例として、月3万円を20年間積み立て、利回り5.0%で運用する場合のシミュレーション結果を見てみましょう。

2023年こそNISAをやるべきこれだけの理由

運用成果は、積立期間20年の1,233万1,010円に対し、積立期間19年は1,138万401円となりました。積立開始が1年遅れることによって、最終的な運用成果に95万609円もの差が生じています。

このように、長期投資の場合は少しでも早く始めて長く運用するほうが有利です。

NISA恒久化でどうなる?一本化したら?分かりやすく解説します

非課税で運用できる金額が増える

NISAは、1年間の投資上限額が決まっています。一般NISAは年120万円、つみたてNISAは年40万円まで投資可能です。

2024年には新しいNISA制度が始まる予定となっており、現行制度で新規購入できるのは2023年までです。現行制度は新制度とは別枠で管理されるため、2023年にNISAを始めれば非課税で運用できる金額を増やせます。

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2022年12月時点
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取扱銘柄数 185本 183本 178本 157本 178本 158本 22本 7本 3本 1本
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円 1,000円 100円 1,000円 1,000円 100円
積立コース 毎月
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ポイント還元 Tポイント
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楽天ポイント Pontaポイント マネックスポイント 松井証券ポイント dポイント
クレジット
カード決済
ポイント還元率
三井住友カード
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1%または0.2%
(※2)
au PAYカード
1%
マネックスカード
1.1%
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手数料 10万円 99円 99円 99円 0円 99円 88円 137円 152円 1,100円 1,045円
50万円 275円 275円 275円 0円 275円 198円 440円 524円 1,897円 1,733円
100万円 535円 535円 535円 1,100円 535円 374円 880円 1,048円 3,795円 3,465円
最短口座開設日数 翌営業日 当日 翌営業日 当日 翌営業日 3営業日 当日 5営業日 当日 3営業日
一般NISA
つみたてNISA 181本 183本 152本 173本 171本 1本 158本 7本 22本 3本
iDeCo ×
投資信託 2,652本 2,666本 1,252本 1,612本 1,563本 10本 1,087本 990本 516本 319本
IPO実績 74社 122社 66社 56社 42社 20社 81社 取扱あり 50社 30社(主幹事)
外国株 6ヵ国 9ヵ国 2ヵ国 1ヵ国 1ヵ国 × 2ヵ国 4ヵ国 19ヵ国 17ヵ国
米国株 4,577銘柄 6,000超銘柄 5,000超銘柄 497銘柄 1,058銘柄 × 121銘柄 734銘柄 ○(銘柄数記載なし) 133銘柄
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手数料 無料 無料 無料 無料 無料 2,860円〜 137円~ 50円~ 1,100円~ 1,045円~
国内株式
海外株式 6ヵ国 9ヵ国 2ヵ国 × × 4ヵ国 2ヵ国 × 19ヵ国 17ヵ国
投資信託 2,652本 2,666本 1,252本 1,612本 1,563本 990本 1,087本 10本 516本 319本
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