人気のゆるふわカールのボブスタイルですが、スタイリングの仕方が分からずシンプルに仕上げていませんか?ボブのスタイリングは、長めのレングスに比べると少し難しいですよね。この記事では、自分でも簡単にできるゆるふわボブの作り方を実例と合わせてご紹介していきます。

簡単なゆるふわボブの巻き方テクニック|ワンカール編

ワンカールの巻き方|コテ編

ワンカールをコテで上手に作るコツは、髪の毛を根元から真っ直ぐ引き出した角度に対して垂直にコテを当てることです。この角度がズレてしまうとカールが前後にブレてしまうので注意しましょう。コテの太さは26mmか32mmがおすすめです。

コテを使ったワンカールの巻き方手順

コテを床と並行になるように持ちます。

コテに対して髪の毛が垂直になるように毛先よりやや上に宛がいます。

髪の毛を挟んだら、コテを毛先まで滑らせます。

床と並行の角度を保ちながら、コテを一回転~一回転半巻き込みます。

ボブ程の長さであれば、ストレートアイロンと26mmのコテさえあればいろいろなスタイルに対応できます。ナチュラルでリラックス感のあるカールを作りたい場合はもう少し太めの32mmがおすすめです。

ワンカールの巻き方|ストレートアイロン編

ワンカールをストレートアイロンで上手に作るコツは、毛先に対して真っ直ぐアイロンを動かすことです。例えば内巻きのワンカールを作りたい場合、アイロンを内側に向かって滑らせてしまうとカールが弱くなってしまいます。毛束を引き出した角度そのままに滑らせましょう。

また、カールの強さを調整したいときにはストレートアイロンを巻き込む角度で調整しましょう。アイロンを滑らせる角度で調整してしまうと、巻いている途中で毛流れが乱れてしまい、仕上がりが綺麗にならないので注意しましょう。

ストレートアイロンを使ったワンカールの巻き方

アイロンを床と並行になるように持ちます。

アイロンに対して髪の毛が垂直になるように毛先よりやや上に宛がいます。

髪の毛を挟みアイロンを45度ほど巻き込みます。

アイロンの角度を保ったまま、まっすぐ毛先に向かって滑らせます。

ボブをワンカールにする際の注意点

可愛いゆるふわボブの作り方&髪型10選!パーマやコテを使ったセットも
(画像=『BELCY』より引用)

ボブをワンカールにする場合、特にコテを使う時には耳や首筋を火傷する恐れがあります。コテの熱い部分が肌に触れないように、細心の注意を払って作業するようにしましょう。毛束を引き出す角度を少し高くすると肌に当たりにくいですよ。

また、巻き込みすぎにも注意してください。ワンカール以上に巻き込みすぎるとカールの毛先が流れてしまい、綺麗なワンカールになりません。何度か挑戦してみて自分の髪にちょうどいい巻き込み具合を見つけましょう。

簡単なゆるふわボブの巻き方テクニック|MIX巻き編

MIX巻きの巻き方|基本編(コテ)

コツとしては、毛束を巻き込む角度と深さを同じ位置にそろえることです。コテの角度を変えなくても、毛束の内側か外側のどちらにコテを当てるかで巻く方向を変えることができます。その他の条件を同じに整えることで、均等なカールを作ることができます。

左右反転して同じ角度と深さで対照的に巻くことで、正面からの見た目がシンメトリーに仕上がります。カールのリッジが左右で上手く揃わない場合は、巻いているときのコテの角度、毛束の引き出す位置が左右で対象になっているか確認しましょう。

MIX巻きの巻き方手順

毛束に対して45度ほどの角度でコテを宛がいます。

毛束の中間あたりから挟み込み、毛先までスライドさせます。

毛束を数回転巻き込み、数秒待ちます。

次の毛束を、先程の毛束とは逆方向に巻きます。

これを繰り返します。

MIX巻きの巻き方|仕上げ編

MIX巻きのラフでランダムなカール感をさらに強調したい時は、仕上げに表面の毛束を巻きなおしましょう。ベースの巻とはカールのリッジ感を敢えてずらすことで、細かな毛束感を表現することができます。仕上げにウェット感のあるセット剤を使うとより毛束間を強調することができますよ。

MIX巻きの巻き方 仕上げ手順

全体に巻き終わったら、髪全体をほぐします。

表面の毛束を細く取り、やや根本付近まで巻き込みます。

全体のバランスを見ながら所々毛束を取り、同じように巻いていきます。

ボブをMIX巻きにする際の注意点

可愛いゆるふわボブの作り方&髪型10選!パーマやコテを使ったセットも
(画像=『BELCY』より引用)

ボブをMIX巻きにする際の注意点は、全体を強く巻き過ぎないという事です。全体を強く巻き過ぎると髪が横に広がってしまうので、野暮ったい印象になってしまいます。毛量の多い方は内側はワンカールにするなどしてボリューム感を調節しましょう。

簡単なゆるふわボブの巻き方テクニック|波ウェーブ編

波ウェーブの巻き方|ストレートアイロン編

ストレートアイロンで波ウェーブを作る際には、まず毛先を内巻きか外はねのどちら側に巻くのか決めてから巻き始めましょう。そこから逆算して、毛束を何分割かに分けて巻き始めると失敗が少ないです。内巻きと外巻き、同じ角度、同じ幅で巻くことで均等なウェーブが作れます。

ストレートアイロンでの波ウェーブの巻き方手順

毛束に対して直角になるよう、毛束の中間あたりにストレートアイロンを宛がいます。

そのまま45度巻き込み、少し毛先の方へスライドさせます。

元の角度に戻し、先程とは反対の方向へ45度巻き込み同じ幅スライドさせます。

これを繰り返します。

波ウェーブの巻き方|コテ編

コテで波ウェーブを作る場合は、毛先から作っていく方法が簡単です。ストレートアイロンよりもコテの方が時間がかかりますが、ウェーブの幅やリッジの高さを揃えやすいので初心者でも簡単に巻くことができるというメリットがあります。

コテでの波ウェーブの巻き方手順

毛先を平巻きでワンカールにします。

ワンカールしたカールの始点辺りにコテを宛がいます。

先程とは反対側にワンカール分巻き込みます。

これを繰り返します。

ボブを波ウェーブにする際の注意点

可愛いゆるふわボブの作り方&髪型10選!パーマやコテを使ったセットも
(画像=『BELCY』より引用)

ボブを波ウェーブにする際は、あまり根元近くまで巻き過ぎないようにしましょう。特にショートボブはあまり巻き過ぎると広がってしまいます。中間~毛先にかけてを巻くと巻き過ぎずにちょうどいい仕上がりになりますよ。

簡単なゆるふわボブの巻き方テクニック|パーマのスタイリング編

ボブパーマのセットの仕方|ナチュラルウェーブ編

パーマのセットをする際、くせ毛のようなランダムなカールを作りたい場合はクシュクシュと空気を入れるようにして乾かします。そうすることでランダムなカール感が出て、ふわふわとした可愛い仕上がりになります。この方法はショートボブでもやりやすいテクニックです。全体のシルエットを意識しながら乾かしましょう。

ナチュラルウェーブのセットの仕方手順

毛先を中心に髪の毛を濡らします。

根元が濡れている場合は、先に根元を乾かします。

7~8割ほど乾いたら、ドライヤーを当てながら毛先をクシュクシュともみ込むように持ち上げます。

全体が乾いたら、オイルやムースなどのセット剤で仕上げます。

ボブパーマのセットの仕方コテ巻き風編

パーマをコテ巻き風のまとまりのあるカールに仕上げたいときは、毛束をいくつかに分けて捩じるようにして乾かします。特にデジタルパーマなどの熱を加えるパーマは、しっかりとしたリッジが出やすいのでこちらの方法がおすすめですよ。

コテ巻き風パーマのセットの仕方手順

毛先を中心に髪の毛を濡らします。

根元が濡れている場合は、先に根元を乾かします。

7~8割ほど乾いたら、ドライヤーを当てながら毛先を指に巻き付けるようにして捩じります。

捩じった毛束を下から持ち上げるようにして手のひらの中に溜め、ドライヤーの熱をしっかり当てます。

いくつかのセクションに分け、同じように乾かしていきます。

全体が乾いたら、オイルやムースなどのセット剤で仕上げます。

パーマのスタイリングには、ウェット感の出るオイルやムースなどのしっかりと毛束感の出るセット剤がおすすめです。特に黒髪はボサボサに見えやすいのでしっかり毛束感を出しましょう。

ボブパーマをセットする際の注意点

可愛いゆるふわボブの作り方&髪型10選!パーマやコテを使ったセットも
(画像=『BELCY』より引用)

ボブパーマをセットする際は、必要であれば上下2セクション程にブロッキングして乾かすようにしましょう。毛束を一気に乾かしても、長さが短いので毛先だけしかカールが出せません。表面の毛束を別で取って乾かすことで、中間あたりからもカールをしっかり出すことができますよ。

パーマのセットはテクニックだけでなく、パーマをかける際にどのように巻いたかも重要です。自分の髪の毛がどのように巻かれたのかをしっかり覚えておき、同じ方向にカールを作るようにしましょう。パーマをかける際には、どのように乾かせばいいのか担当の美容師さんにしっかり教わっておくことが重要です。