◆「恥ずかしいけど気持ちいいけど恥ずかしい…」の無限ループ

彼は、一応、マッサージの基本はたたき込まれていたようだ。オイルを使って体を丁寧にほぐしてくれた。冷え性のメイコさんは、彼のマッサージで体全体がぽかぽかしていくのを感じたという。そこから徐々にマッサージは核心に入っていく。

「性感エステといっても、胸や下半身を攻めてくるわけではないんです。もっとソフトで丁寧で……。でも気づいたら自分から足を開いて悶えていました。彼からみたらおばちゃんじゃないですか、だから恥ずかしくてたまらない。なのに彼は『とってもきれい』『素敵な声』といちいち褒めてくれる。恥ずかしいけど気持ちいいけど恥ずかしいの無限ループで、自分自身が興奮していった」

もちろん本番行為はない。それなのにメイコさんにとっては「最高に感じた」体験となった。そのまま別れるのがつらくて、ふたりでお茶をして帰ったという。だがそこから、彼女は彼にはまっていった。