会社への妊娠報告のタイミングは?
出産予定日、産休・育休開始日といったスケジュールを確認したら会社に妊娠報告をする準備ができました。
会社に妊娠を報告するときは、報告する相手によってタイミングを変えましょう。
上司にはなるべく早く伝える
上司にはなるべく早く妊娠を伝えることがおすすめです。
私の場合、1人目も2人目も妊娠3ヶ月頃には伝えていました。
上司に早く妊娠を伝えるメリットは次の点です。
- 体調不良時に理解を得やすい
- 業務量を調整してもらいやすい
- 休業以降の人員調整をしてもらいやすい
特に3点目の人員調整に関しては、自部門だけで調整できるものではありません。
定期異動がある会社では、他部門の人員配置を含めて調整されるのが通常です。
その場合の調整は時間がかかるので、直前で報告しても対応してもらえない場合があります。
部下が休業に入ることで、同僚や仕事先に迷惑がかからないように調整することも上司の責任です。
そのためにもなるべく早いタイミングで妊娠を報告しましょう。
近い同僚には安定期を過ぎてから
普段から一緒に仕事をしている近い同僚には、安定期と呼ばれる妊娠5ヶ月(16週)以降に妊娠を報告することがおすすめです。
出産は赤ちゃんが無事に生まれてくるまで本当に何があるか分かりません。
初期流産(妊娠12週までの流産)は妊娠全体の8〜15%、6〜7人に1人は経験すると言われています。
妊娠を早く報告して、もし万が一なにかがあった時に本人も周りも辛い思いをすることになりますよね。
16週を超えると流産の確率は初期に比べて下がります。
また、赤ちゃんが大きくなってきてお腹が膨らみ始めるのもこの頃です。
一緒に働く同僚には体調不良時に仕事をフォローしてもらうこともあるかと思いますので、安定期に入ったら妊娠報告することをおすすめします。
社内・社外の仕事関係者には安定期~引継ぎ時でも
社内の仕事関係者や、社外の取引先担当者など少し離れた関係者には安定期以降、タイミングがあれば妊娠報告をする程度で問題ないでしょう。
あえて自分から一斉にメールを送信したり、電話で報告したりする必要はありません。
産休が近づけば担当者変更の連絡や引継ぎのための挨拶などがありますので、その際に妊娠を報告しましょう。
会社への妊娠報告の方法は?
会社の上司や同僚、仕事関係者に妊娠を報告する方法もそれぞれの立場に合わせて報告していきます。
妊娠は本当にとても喜ばしいことです。
ですが「会社」「仕事」という面から見ると「リスク」ともなります。
なるべく前向きに受け入れてもらえるようにしっかりと時間を取って話していくことが大切です。
上司には直接伝える
上司に妊娠を報告する際には自分で直接伝えましょう。
できれば2人の打合せのアポイントを取って話すか、リモートワークで出社がなければオンラインで顔を見ながらでも話して報告することがおすすめです。
私は2回とも上司にアポイントを取って報告しましたが、直接顔を見ながら報告することで産休・育休スケジュールに関してスムーズに打ち合わせすることができました。
「妊娠しても極力仕事に支障をきたさないように努力する」といった誠意も伝えることができたと思っています。
働いているときの妊娠では産休・育休スケジュールと、妊娠期の仕事の進め方はとても大切です。
希望通りの内容で上司に検討してもらうためにも、直接報告する機会を設けましょう。
近い同僚には直接話すか上司から報告してもらう
一緒に働く同僚へも、機会があれば自分から直接話すのがいいでしょう。
私は安定期に入ってから部内のミーティングで報告しました。
一緒に働いている同僚で妊娠した人の報告も、同じように部内ミーティングで受けたことがあります。
ですが体調が悪く休みがちになってしまった場合は、上司から報告してもらうケースもありました。
自身の体調をみながら、上司と相談して報告する場やタイミングを決めましょう。
社内・社外の仕事関係者にはメール等で報告
社内・社外の仕事関係者への妊娠報告はメールですることが多いです。
私は後任が決まったり、引き継ぎのための打ち合わせアポを取ったりする際のメールで報告していました。
打ち合わせや商談などで顔を合わせる機会があれば、その時に報告するのもいいでしょう。
お腹のふくらみを見たら自然とそういう話になることも多いです。