【妊娠7ヶ月の変化③】胎動が激しくなる時期
お腹の張りが出始める時期でもありますが、妊娠7ヶ月は胎動が激しくなり始める時期でもあります。赤ちゃんもだいぶ大きくなっていますので、これまでよりも大きな胎動を感じることになるでしょう。
胎動が原因でお腹の張りを感じることもあるのですが、基本的にお腹の張りと胎動は無関係です。また、胎動が多くなる時期という話をすると、胎動が少ない人が心配することもあります。
昨日までたくさんあった胎動が今日はまったくないということであれば、少し心配したほうが良いですが、胎動がないということが、赤ちゃんが動いていないということではありません。手を少し動かしたりというような、ママさんが胎動として感じ取れないような動きをしているものです。
胎動はあくまで赤ちゃんが大きく動いた時に感じるものですので、大きく動かない日は胎動が少ないこともあります。今後、胎動は徐々に少なくなっていく時期ですので、今のうちに存分に味わっておきましょう。
【妊娠7ヶ月の変化④】胎児の変化
胎動が増えるということは、妊娠7ヶ月目には胎児にも様々な変化が起きているということです。実際に赤ちゃんが大きく成長しているからこそ、胎動も感じるわけですが、この時期には昼夜の区別もつくようになっています。
また、嗅覚や味覚、聴覚も身につけてくる時期となります。つまり、外で話をしている声が、この時期から赤ちゃんは聞き取れるようになるということです。お父さんの声が聞こえると、ごろんとそちらの方向に体の向きを変えるようなこともあります。
エコーをしている最中に、このようなことが起きることもあるのですが、様々な音に反応する場合もあるため、この時期からエコーがおもしろくなります。
聴覚ができることで、呼びかけると胎動が起きたりというような、コミュニケーションもとれるよになる時期です。おもしろくて何度も胎動をさせていたりすると、それはそれでダメな行為となるため、楽しいのは理解できますが、ほどほどにしておきましょう。
【妊娠7ヶ月の変化⑤】検診が増える
妊娠7ヶ月の変化としては、検診が増えるようになるという変化もあります。
これまで検診は月に一度だったはずです。しかし妊娠7ヶ月になると、多くの場合で検診が月に2回行われるようになります。ちなみに検診が増えることで、エコーがたくさん見れる、と思う人もいますが、必ずしもエコーが行われるとは限りません。エコーはこれまで通り、月に一回という場合もあります。
検診が増えるのは、これから妊娠後期に入っていくためです。妊娠7ヶ月を皮切りに安定期が終わるという人も多いため、検診の数も増えることになります。
検診が増えることで、何がどうということはありません。強いて言えば、少し検診が面倒だということくらいでしょう。これからお腹がさらに大きくなる時期に検診が増えるのは面倒かもしれませんが、赤ちゃんのためですので、面倒臭がらず、しっかりと検診を受けるようにしましょう。
【妊娠7ヶ月の変化⑥】エコーで指摘されることも
妊娠7ヶ月の状態でエコーを行うと、赤ちゃんにダウン症の疑いがあることを指摘される場合もあります。
必ずしもこの時期というわけでもないのですが、エコーを行えば、赤ちゃんの動きや形などで、ダウン症をある程度疑うこともできるのです。もちろん、エコーでそれを疑ったからといって、必ずしもその赤ちゃんがダウン症だとは限りません。生まれたら、元気で健康な赤ちゃんだったということもたくさんあります。
赤ちゃんのダウン症を確定診断するためには、エコーではできません。羊水検査などをしっかりと行わなければ、確定診断することはできないのです。
羊水検査で確定診断するかどうかは個人の自由です。ただ羊水検査には、かなり少ないですが流産するリスクがないわけではないため、夫婦で話し合いしっかりと決めましょう。ダウン症の疑いは、検診で行うエコーの際に、医師から伝えられることが多いです。