妊娠7ヶ月ともなると、だいぶ妊娠生活も慣れてきたころです。しかし、妊娠7ヶ月目にも赤ちゃんのために注意しておかなければならないことが様々あります。そこで今回は妊娠7ヶ月に起きる変化や、注意するべきことについて紹介していきたいと思います。
【はじめに】安定期が終わる妊娠7ヶ月
妊娠7ヶ月に入り、やっとここまできたか、と一息つきたいところですが、実際に赤ちゃんが生まれるまでには、もう少し時間がかかります。早く赤ちゃんに会いたい気持ちはわかりますが、もう少し辛抱しなければなりません。
妊娠7ヶ月ともなると、着実に体重増加してきた赤ちゃんと母体を鏡で見て、感慨深くなります。しかしまだ体重増加は終わりません。むしろ妊娠7ヶ月以降から、急激に体重増加していき、お腹の張りも強くなっていくのです。まだまだ赤ちゃんは育っていき、体重増加していくため、そのための心構えも大切な時期ということができます。
妊娠7ヶ月には安定期が終わります。つまり、気軽に外出できる期間はこれで終わりということです。そのため、安定期の最後のチャンスを逃さないために、これまでできなかったことを無理して行うようになるママさんもいますが、そのようなことはしないようにしましょう。
無理をすると、流産や腹痛を発生させ、赤ちゃんに危険が及んでしまいます。安定期だからといって、無理をしてしまえば、危険な腹痛が起こることもあるのです。安定期が終わるということですので、これから体重増加していくことを見越した上で、様々な準備をこの時期には行うようにしましょう。
妊娠7ヶ月の変化を知ろう
妊娠7ヶ月になると、母体や胎児には様々な変化が訪れます。体重増加もそれ以外にも様々な変化があるものです。
母体や胎児の変化は、体調にも様々な変化を与えるものです。そのため、妊娠7ヶ月目からどのように過ごしていくべきなのかということを知るためにも、妊娠7ヶ月でどのような変化が体に起こるのかを知ることは、かなり大切なこととなるのです。
妊娠7ヶ月の変化には様々なものがありますが、なかにはその変化によって、ママさんが行わなければならないことが変わったり、体調にはっきりと変化が出てくるようなこともあります。また、胎児の様子が心配になってしまう変化もあるため、注意しておきましょう。
ではさっそく、妊娠7ヶ月目に起こる変化を紹介していきたいと思います。その変化に対応するためにも大切なことですので、しっかりと覚えておきましょう。
【妊娠7ヶ月の変化①】ママさんの体重
妊娠7ヶ月目から、ママさんの体重増加はかなり激しくなっていきます。これまでの体重増加よりも急激な体重増加となるため、驚いてしまう人も多いです。
この時期に体重増加するのは普通のことなのですが、なかにはあまりにも体重増加してしまうようなママさんもいます。許容範囲以上に体重増加してしまうと、赤ちゃんやママさんが病気になってしまう可能性が出てきてしまいます。
妊娠7ヶ月で体重増加を気にしなければならないというのは、昔は言われていなかったことです。そのため親世代の人は、体重増加しても良いから食べたほうが良いと言ってくるのですが、それは昔の話ですので真に受けないようにしましょう。
妊娠中は推奨体重増加量という、自分に合った体重増加量というものがあります。妊娠7ヶ月になると勝手に体重増加していくのですが、それに身を任せていればOKというわけではないため、注意しておきましょう。
【妊娠7ヶ月の変化②】お腹の張り
妊娠7ヶ月目でお腹の張りを感じるような人もいます。しかしお腹が大きくなり、本格的なお腹の張りを感じるのは、これからの時期です。そのため、妊娠7ヶ月目の人は、別のことが理由でお腹の張りを感じることが多いです。
妊娠7ヶ月目のお腹の張りの原因は、子宮収縮が原因である場合もあります。定期的に子宮は収縮するため、これによりお腹の張りを感じるのです。また、単純にお腹が大きくなったことが原因でお腹の張りを感じる人も多いです。
お腹の張りは妊娠7ヶ月でそれほど多く感じるものではありませんので、あまりにもお腹の張りを感じるということであれば、一度、医師に相談してみたほうが良いです。
基本的にお腹の張りが出て、少し休めばお腹の張りはなくなるということであれば、それほど心配する必要はありません。しかし、お腹の張りがなかなかなくならないという場合、異常の可能性もあります。そのため、お腹の張りには注意しておきましょう。