2022年1~11月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとにBEST5まで紹介します。こちらは、「恋愛・結婚」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2月8日)
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こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
多くの独身者から「気が付いたら35歳だったんです」「いつの間にかアラフォーでした」といった言葉をよく聞きます。若い時は結婚なんて考えていなかっただけかもしれませんし、結婚しないでアラフォーになったのに特に理由なんてないことも多いと思います。
私のところへ相談に来た、年収300万円台の陽子さん(仮名・37歳・事務職)もそんな女性でした。結婚しないと決めていたわけじゃないし、普通に結婚ぐらいできるだろうと思ったらアラフォーになっていたそうです。
◆3年前と同じ服、同じ私生活、同じ給料で、焦らないのはなぜ
遅いスタートながら婚活を開始し、マッチングアプリじゃ無理だと見切りをつけて結婚相談所に登録した陽子さん。会いたいと思えない男性とも会わなければいけない焦りと不安の中で、決め手に欠ける出会いを繰り返し、どうしたらいいか分からなくなって相談にやってきました。
プロフィールを見せていただくと、陽子さんの勝負写真はシフォンブラウスにパステルカラーの丸首カーディガンを羽織り、フレアスカートという昔のエビちゃんOLのようなコーディネイトでした。令和なのに古いし、アラフォーなのに幼いです。
玉手箱を空けたわけでもなく、ある日突然アラフォーになる事なんて決してないのだけれど、現状維持バイアスが強すぎる方は「3年前と変わっていない」ことに危機感を持ちにくいです。彼女の場合はここが、要注意ポイント。
3年前と服が同じで、私生活が同じで、給料が同じで、仕事内容が同じなのに3歳年齢が上がったら。それは年齢に見合った成長をしていないとも言えます。心配にならないでしょうか。年齢が上がるほど健康診断で要検査項目が増えるのだから、「同じ」わけがないのです。