5つ目の漢字は「雖も」です!
今回の難読漢字クイズは「雖も」です!
「誰」ではありませんよ。
この漢字、初めて見たという人も多いのでは?
「雖も」の読み方のヒントは?
1.「雖も」をひらがなにすると4文字になります。
2.『赤木は透かさず「君と雖も畢に蛇笏を認めたかね」』芥川龍之介「飯田蛇笏」より引用
3.「相手が下級生と雖も油断はできないよ」のように使います。
正解は…
正解は「いえども」でした!
「だけれど」「たとえ、、、でも」「いくら、、、でも」のように、結果が予想と違う際に使う言い回しです。
「言えども」と書きたくなりますが、「いえども」または「雖も」が正解!
漢文の「雖」を訓読みした「いふ(言う)」に接続助詞「ども」が付いた言葉です。
「雖も」を使った言葉
中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず):ぴったり当たっていなくても、それほど見当外れではない。
千万人と雖も我往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん):良心に恥じるところがなければ、千万人の敵に対しても恐れることなく向かっていこう。
嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず):①聖人の教えも学ばなければ良さがわからない。➁大人物も用いてみなければ、その能力を知ることはできない。
まとめ
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