3つ目の漢字は「嗾ける」です!
「嗾ける」と書いて、なんと読むか分かりますか?
間違いやすい(あざける)は「嘲る」と書きます。
嗾けるも嘲るも、あまり褒められた行為ではありません。
けれども、絶対に聞いたことのある言葉です。
さて、「嗾ける」と書いてなんと読むでしょうか?
「嗾ける」読み方のヒントは?
「嗾ける」は、声をかけて勢いづけ、相手に攻撃させるという意味と、
人をそそのかし、自分に都合のいいように行動させる意味があります。
猟犬や闘犬などに合図をして、獲物に向かわせるなんてシーンを見たことが無いでしょうか?
あれが「嗾ける」です。
他にも、自分に都合のいいように人を嗾けて操るなんてことも。
スケールは大きくなりますが殺人の計画した人と、殺人の実行した人だと実行した人の方が罪が重くなりますよね。
嗾けらた方は冷静になって考えたら「やられた!」と思うのではないでしょうか?
嗾けた方は何も手を汚してない訳ですからね。
「嗾ける」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇ける」です!
さて、もうわかりましたか?
「嗾ける」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けしかける」
です!
ぜひ、気を付けておきましょう。
4つ目の漢字は「車厘」です!
お中元といえば、美味しいものが嬉しいですよね。
高級そうめん?
大きな塊のハム?
でも、「車厘」も子供からお年寄りまで食べられるから定番人気です。
・・・「車厘」は「しゃこ」でも「しゃり」でもない、食べ物を表す言葉なんです!
何と読むのか?
さっそく見ていきましょう!
「車厘」の読み方のヒントは・・・?
漢字で書くと「車厘」ですが、実はカタカナで書くスイーツです。
プルプルしているのが特徴で、美味しいフルーツの味の「車厘」がたくさん売られていますよ。
もう、分かりましたよね?
「車厘」の読み方の答えは・・・
正解は、「ゼリー」でした!
ゼリーの歴史は古く、ローマ時代にまでさかのぼります。
お菓子の世界でゼリーが用いられるようになったのは、18世紀末から19世紀初頭になってから。
日本に入ってきたのは明治時代で、その際に当て字としてつけられたのが「車厘」だというわけです。
「車厘」をそのまま読むと「シャ・リン」ですが、何とか「ゼリー」の響きに近い漢字を探したのでしょうね。
現在では「ゼリー」の表記はカタカナしか考えられませんが、日本に広まった当時は漢字があったなんて面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!