辞める理由は正直に伝えるべき?
よくある疑問のひとつに、「辞める理由」の伝え方があります。
本音を包み隠さず話すべきか、多少濁して話すべきか、方策を探っていきましょう。
基本的には正直に伝えるのが理想
理由を話すことによほど大きな抵抗がなければ、理由は正直に伝えます。
これまで多くの部下を担当してきたマネジメント層や、新卒・中途問わず採用面接や退職面談をしてきた人事部は、話されている内容が本音かどうか、なんとなく分かってしまうものです。
率直なコミュニケーションをする方が心証もよくなりやすく、トラブルなく辞めやすくなるでしょう。また、辞める理由を正直に伝えてくれることは、会社にとってありがたいことでもあります。
今後の人材教育や採用の方針を見なおすきっかけにもなるため、ムリない範囲で伝えていきましょう。
ネガティブなことは伝えなくてもOK
正直に理由を話すのが理想ではありますが、ネガティブなことは伝えすぎないよう方がよいでしょう。
特に、愚痴や文句につながるような内容はNGです。
・〇〇さんから嫌がらせを受けているのが耐えられない
・営業数字のプレッシャーが強いためストレスに感じている
・通勤時間が長く、体が休まらない状態に疲れてしまった
など、ネガティブなことが本音の理由であっても柔らかく伝えるのみに留め、ここぞとばかりに不満を口にしすぎないよう注意しましょう。
場合によっては、「ごく限られた方とどうしても折り合いが合わなくて…」「もう少し近場で仕事をはじめられることになりまして…」と濁しても問題ありません。
トラブルのない円満な退職を
会社を辞める時は、なるべくトラブルなく穏便に辞められるよう、最大限の配慮をしましょう。
相談のタイミングや引継ぎの内容にはとくに気を配り、自分も会社もストレスなく手続きを終えるのが理想です。退職を申し入れる側は、自分の要望をはっきりと伝えつつ、基本的には丁重に「相談する」というスタンスでいれば問題ありません。
新しいキャリアに向かって一歩前進するために、早い段階から少しずつ考えていきましょう!
提供・Rolmy
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