◆塙&大吉「ネタ時間が短かった」M-1という競技は4分での勝負

M-1_2022_4番手_ロングコートダディ  ©M-1グランプリ事務局
ロングコートダディ  ©M-1グランプリ事務局
――マラソンのネタをやったロングコートダディへのコメントで、ナイツ塙宣之さんと大吉さんから「ネタ時間が短かった」「最後20秒何やってくれるんだろうという期待がある中で終わってしまった」など、ネタ時間4分をどう活用するかがポイントという話が出ました。

<M-1という競技性の問題ですね。

本来、面白いことを追求しようとしたときに、適切な時間はそれぞれだと思います。ダンディ坂野さんの「ゲッツ!」は1秒がいいし、「天空の城ラピュタ」は2時間がいいし、24時間テレビのマラソンランナーは24時間走った方がいい。

今回の漫才もそれぞれ、もしかしたら2分の方がよかったのか、もしかしたら10分あった方がよかったのか。テーマやキャラクターによって違いがあるはずなんです。

しかし、ルールは4分での勝負。4分に気持ちよく収まる適切なテーマと展開で笑いを取る、それがM-1という競技なんです。審査員のみなさんも、何かしらで優劣をつけなくてはならないので、それもひとつの基準になったのだと思われます。

ネタ時間が短かったことを指摘された堂前さんの「ネタ合わせしすぎて普通に2人の足が速くなってしまって…」という返しは最高でした>

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

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