ヨガをしているのに痩せない!そんな声は少なくありません。

しかし、ヨガはダイエットに最適なエクササイズではありません。

もちろんエクササイズとしては優秀で、フィジカルな効果はありますが、どちらかといえばマインドへの効果の方がずっと高いのがヨガ。

ですが、ヨガで痩せることは不可能ではありません。

ただし、ダイエットを目的にするのであればそれなりの方法を実践しなければなりません。

ここではヨガで痩せる方法について解説していきましょう。

【ヨガで痩せたいあなたへ】ヨガで痩せるための5つのポイント

1.ヨガの前後に食事をしないようにする

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

ヨガをして痩せたいと考えるのであれば、ヨガの練習の前2時間とヨガの練習後2時間は、水分以外は口にしないようにすることです。

ヨガの練習を1時間とすると、これだけで1日に5時間の空腹時間を獲得することができます。

空腹の時間はヨガにとって歓迎すべき時間です。

その間に体では消化機能がオフになり、他に必要な修復機能が働くようになります。

痩せたい人だけでなく、疲れやすい人、体のどこかに怪我や疲れ・老化のサインが現れている人にとっても、空腹は一つの解決策になり得ます。

それプラス睡眠時間を入れれば、おそらく1日に10〜12時間は空腹の時間を作れるはずです。

断食などと構えると辛くなるかもしれませんが、ヨガの前後2時間は食事をしないと決めるだけでも違ってくるはずです。

ちなみにヨガの前に食事をすると、ポーズに集中できないだけでなく、ポーズの効果が結局消化吸収にばかり使われてしまうので効果が半減します。

また、ヨガの後すぐの食事はいつも以上に消化を促進させてしまうので、何を食べるかにもよりますが、場合によってはいつも以上に太りやすくなります。

ヨガの前後に食事をしなかったら、確実にお腹が空きますが、その空腹時に何を食べるかも大切です。

まずは水分やスープ、フルーツなどをゆっくりいただいてから、好きな食事をするようにしましょう。

食べる順番はとても大事です。

2.ホットヨガに変えてみる

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

ホットヨガに変えてみると、おそらくほとんどの人が多少の減量効果を得られるはずです。

しかし、1回のホットヨガで痩せたとしても、それは体の余計な水分が抜けただけで、脂肪が燃焼したとは言い切れません。

ただし、冷え性の方や汗をかきにくい方は、根気よくホットヨガを続けることで体が浮腫みにくくなったり、痩せていく可能性が十分にあります。

通う頻度にもよりますが、週2回のホットヨガを半年から10ヶ月くらい続けると、少しずつ「むくみにくくなった」「汗をかけるようになった」「冷えが気にならなくなった」と体質の変化を感じるはずです。

その頃には体重も減っていると思います。

ただし、ホットヨガの前後も食事は基本的にNGです。

ホットヨガの前後にはプロテインジュースや、スムージーなどにしておく方が良いでしょう。

3.ヨガをしている時に何よりも呼吸法を行う

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

ヨガをしている時に筋肉や関節を必死に動かすのではなく、もっとたっぷり吸って吐くように呼吸に最大限の意識を向けましょう。

呼吸の力は偉大です。

キャンプなどで火起こしをする時をイメージしてください。

火種に火をつけてもそれだけではうまく燃えません。

うまく空間を作って、その中に酸素を送り込むことでようやく炎が起こり燃えていきます。

蝋燭の日を消す場合も、蓋をすると簡単にその火は消えます。

なぜなら、空間の中に二酸化炭素が充満し、酸素がなくなるからです。

「燃える」とは火のようなエネルギーが高い温度を持って酸素と結びつくことによって起こります。

脂肪を燃焼させたければ、体内の温度を運動によって上げるだけでなく、酸素をたくさん送り込む必要があるのです。

だからこそ呼吸が大切になります。

運動で熱を作り、呼吸法で酸素を送る。

これが「燃えるからだ」の秘密です。