一人でできる仕事について、出金が必要な仕事と在宅でもできる仕事に分けて紹介します。また、一人で仕事をすることのメリット・デメリット、一人で仕事をすることが向いている人の特徴なども合わせて見ていきましょう。
一人でできる仕事:出社が必要な仕事6選
人間関係に悩むことなく自分のペースで仕事をしたいという理由で、一人でできる仕事に転職したいと考える方もいるでしょう。
一切他人と関わらずに仕事をするのは難しいものの、必要最低限のやり取りだけでできる仕事もあります。
そこで、一人でできる仕事のうち、出社や外出が必須の仕事と、それぞれの仕事内容、魅力を紹介します。
部屋や建物の清掃員
清掃員は、駅、病院、オフィス、ホテルなどを清掃する仕事です。
また、ホテルの場合は清掃員がベッドメイキングやアメニティの補充なども行うことがあります。
商業施設やオフィスで仕事をする場合には、お手洗いや扉、壁、床などの掃除をすることが一般的です。
清掃員は、仕事を覚えてしまえば清掃中に人と会話をする必要はありません。
働き始めたばかりの段階では掃除方法を教わるために同僚と会話をする必要がありますが、一人で行う作業が多く、一人でできる仕事だといえるでしょう。
なお、清掃員は害虫駆除や事故物件の遺品整理、手術室の清掃などを行う特殊清掃員という仕事もあります。
文字通り特殊な分野の清掃を行うため、一般的な清掃員と比較して給料が高いことがメリットです。
カメラマン
カメラマンは、スポーツ、報道、ブライダルなど様々なジャンルに分かれていることが特徴です。
雑誌や広告に使うために商品やモデルを撮影するケースのほか、ニュースで使うスポーツの試合やスポーツ選手、事故や事件の現場を撮影します。
ブライダル専門の場合は、結婚式の風景を撮影することが一般的です。
カメラマンは事務所に所属するケースが多いものの、フリーランスとして一人で仕事をする方も多く、フリーランスになれば一人でも仕事ができるでしょう。
倉庫内作業
倉庫内作業とは、商品のピッキングや積み下ろし、ベルトコンベアで運ばれてくる商品の検品や加工などを行うライン作業などが挙げられます。
ピックングは、伝票や納品書を確認し、記載されたものをピックアップする作業です。
ライン作業は同じ作業を繰り返すことになるため、細かい作業を淡々とこなせるタイプの方、集中力がある方に向いている仕事だといえるでしょう。
検品、梱包、加工などを行う際にミスをしないよう、正確に作業をするスキルや集中力も必要です。
ピッキング作業は、ピックアップする商品が大型の場合には体力が必要なケースもあるため注意しましょう。
体力に自信がある方、体を動かすのことが得意な方に向いています。
なお、倉庫内作業は一人でできるケースが多いですが、数人でグループになって作業をする職場もあるため、一人でできる仕事なのかどうか求人情報をチェックしましょう。
整体師
整体師は、人間の体の仕組みを理解したうえで、患者の悩みに適した施術を行う仕事です。
なお、「整体師」は職業であり、資格としては柔道整復師といった国家資格を取得する必要があるでしょう。
接客が必要ですが、従業員を雇わなければ一人でできる仕事です。
水道やガスの検針員
メーターの検針員は、水道やガスの使用量を確認する仕事です。
検針機を使って水道やガスの使用量を確認し、検針票を各家庭のポストへ入れます。
住んでいる人と顔を合わせた際には挨拶をしますが、基本的にグループで仕事をするわけではなく、一人でできる仕事です。
自分が担当しているエリアは原付バイクや自転車で回るため、体力がある方や体を動かして仕事をするのが苦ではないという方に向いているでしょう。
タクシーの運転手
タクシーの運転手は、乗客が希望する場所まで送る仕事です。
タクシー会社によっては歩合制のため、自分が努力をすれば給料アップが見込めることは魅力だといえるでしょう。
タクシー運転手は休憩や待機するタイミングは自分で調整できるため、働く時間は比較的自由に決められることが特徴です。
待機をしているときや休憩時間は、同僚とコミュニケーションを取る必要はなく、一人でゆっくりと過ごせます。
しかし、乗客と会話をしたり、目的地までどのように向かうかを決めたりすることも多いです。
道を覚えるまでは乗客と会話をしなければならない場面が多いですが、道を覚えれば最低限のやり取りだけで良くなるため、人と接することに関するストレスは軽減されるでしょう。
なお、タクシーの運転手は、乗客の希望でルートを変更したり最短で目的地にたどり着けるように渋滞がない道を見極めたりする必要があり、対応力が求められます。
また、乗客を安全に送り届けるために、ドライビングスキルも必要です。