2022年1~11月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとにBEST5まで紹介します。こちらは、「ビューティ・グルメ」ジャンルの人気記事です。(初公開日は9月4日)

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 ギャルの全盛期といわれる1990年代。テレビや雑誌などでこんがりと焼けた肌に派手なメイク、髪型、ミニスカートを纏う10代~20代の女性たちを見たことのある人も多いことでしょう。

藍原沙織さん
藍原沙織さん
 しかし、インターネットの普及と同時にファッション雑誌が次々と休刊。時代の流れと共にギャルが絶滅危惧種になっていくなか、今年7月に元ギャルによる元ギャルのためのブランド「KALEKALE(カレカレ)」が誕生しました。

 ブランドマネージャーは、当時人気を集めるV6のテレビ番組『学校へ行こう!』の名物コーナー「東京ラブストーリー」に出演していたコギャルのサオリこと藍原沙織さん(41歳)。ギャル全盛期を生き抜いた藍原さんは、ギャルを卒業した現在、何をしているのでしょうか。ギャル時代の話やブランドについて聞いてみました。

◆『学校へ行こう!』出演のきっかけはスカウト

ギャル時代の藍原沙織さん(左)
ギャル時代の藍原沙織さん(左)
――『学校へ行こう!』では、コギャルの名物コンビとしてミホさんと一緒に出演されていましたが、きっかけは何ですか?

 同じ学校に通っていたミホと、渋谷の日焼けサロンに向かう途中でスカウトしてもらいました。鈴木その子がガングロギャルを美白ギャルに変身させる企画だって聞いて「出たい出たい!」と言って、好奇心でオーディションを受けてみたんです。

 最終的に違うクイズコーナーの「コギャル最終戦争」に出演することとなり、そこから男女5人でラブストーリーが展開するコーナー「東京ラブストーリー」のメンバーに選ばれました。私たちが高校を卒業してからもコーナーは続いていたので、7年ほど番組にはお世話になりました。

――高校卒業後はどのようなキャリアを歩んでいたのでしょうか?

 当時高校1年生で、学校生活以外は地元の埼玉から渋谷や池袋にくりだして、ギャル仲間と遊ぶ生活を送っていました。高校卒業後は服飾の専門学校に通い、社会人になってからはSPINNSなどのブランドを取り扱うアパレル会社で働いていました。バイヤーや企画のお仕事で韓国へ1年ほど滞在したこともあります。日本に帰国し、今年7月にヴィンテージショップブランド「KALEKALE」をオープンしました。

 ブランドではマネージャーを担当しています。ブランドの構築、仕入れ、撮影など、ほとんどの業務は私1人で担当しているので、ゆっくり進めているところです。