逆のケースはよくある。妻と子どもたちがまとまっていて夫が孤独を感じるパターンだ。妻が夫を「長男のようなもの」と見なす家庭も多々ある。結果、「家の中に居場所がない」と嘆く男性たちの声も聞こえてくる。

篠原涼子・市村正親の離婚にみる「年の差婚」の落とし穴とは
(画像=『女子SPA!』より引用)

市村さんは妻が仕事をすることには積極的に応援していたというが、それがますます彼女を追いやっていた可能性もなくはない。

 彼女自身もまた、家庭より仕事、家族よりひとりの自由を選ぶタイプだったのかもしれない。日本では共同親権がないため、離婚をすると父か母、どちらかが親権をもつことになる。父が親権をもったからといって、母親失格というわけではないだろうに、世間の目は現在、篠原さんに冷たい。夫婦のことは夫婦にしかわからないはずだが。