年の差婚の落とし穴

 舞台で共演したとき、篠原さんは27歳、市村さんは52歳。20代後半の彼女にとって、50代前半の彼は円熟期の男盛りで、頼もしく映っただろう。  だがそれからの20年で、彼女は今や円熟期の女性、70代になっている夫は、いくら若く見えるとはいえ、男として見ることができなくなったのではないだろうか。年の差がなくても、知り合って20年もたてばお互いにそんな心境になることは大いに考えられる。

篠原涼子・市村正親の離婚にみる「年の差婚」の落とし穴とは
(画像=『女子SPA!』より引用)

もうひとつ、夫を男として見られなくなった原因として考えられるのは、市村さんが子どもたちを溺愛していたこと。自宅付近で幼い子どもたちを自転車の前後に乗せて送り迎えをする彼の姿はよく目撃されていたそうだ。男3人が結束を深めていく様子を見て、妻であり母である篠原さんに寂しさはなかっただろうか。夫である市村さんが、つい妻である篠原さんを子ども扱いしてしまうことはなかっただろうか。