田舎で自給自足を始める前に読んでおきたい本5選!

田舎暮らしで自給自足生活が楽しい!自給自足で得られる事や気になる生活費もご紹介
(画像=『移住したい』より引用)

ここでは田舎に移住して自給自足生活を始めたい方に向け、おすすめの本を紹介します。実際に移住される前に自分がどの様な生活を送りたいかの参考にしてみてください。

①『農家が教える自給農業のはじめ方』

こちらは2007年に、農山漁村文化協会から発行された書籍です。筆者の中島正さんは大正9年生まれで自然卵養鶏を実践・提唱し、60年以上農業を続けて自給自足農業を行ってこられた方です。

中島さんは2018年に亡くなられましたが「薬を与えず自然を与えよ」の考えのもと、自然環境を生かした農薬不使用の自給自足農業や山菜採取、さらには簡単な農産加工など自給自足の知恵が詰まったハンドブックです。

②『完全版 自給自足の自然菜園12カ月』

この本は2016年に宝島社が発行しています。「家庭菜園の先生」として人気の高い竹内孝功さんによる自給菜園の入門書です。
竹内さんは9歳の時、自然農法「わら一本の革命」を読んだことから自然農法を始め、無農薬家庭菜園のコンサルタントとして活躍されています。筆者の新田穂高さんも城県の農村に家族で移住し「オーガニック自給菜園12カ月」などを執筆されている農家ライターです。この本なら簡単に始められる自然農法を知ることができます。

③『コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科』

この本は2019年に内外出版社から発行されています。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」で、野菜づくり講師として出演している筆者は家族5人分のお米と野菜を作り、自給自足生活を実践している農家でもあります。

この本の特徴は「都会でもできる自給暮らしのレッスン!」という場所を選ばない自給生活におススメの野菜を30種紹介してくれていることです。移住前に野菜作りをスタートするきっかけにピッタリな一冊です。

④『田舎で子育てしたいなら自給自足でセミリタイア』

パーマカルチャー研究所より2021年に発行された本書では、自給自足しながらセミリタイアするという、新しい考えに出会えます。11年間のサラリーマン生活を経て、北海道での自給自足生活を始めた筆者による自給自足の方法がふんだんに盛り込まれた一冊です。

「お金を稼ぐためには家族が犠牲になる、家族を守るためにはお金が必要」という矛盾点の打開策を求めてタイのジャングルで自給自足の暮らしをする村へ合計300日以上滞在し気付いたことには、目から鱗です。移住前に「生き方の本」としてぜひ、読んでいただきたいです。

⑤『農家に教わる暮らし術 買わない 捨てない 自分でつくる』

本書は農山漁村文化協会から2011年に発行された本です。
自給自足の原点でもある「自分で賄う」という考えのもと、からだにも自然にもやさしい日用品づくり、ベランダでできる生ゴミ堆肥づくり、庭木の枝でできる炭焼きなど農家ならではのアイデアがいっぱいあります。「現代農業」にも掲載されていた記事を中心にした内容で、信頼性も抜群です。

昔ながらの農家はなんでも自分で作っていたということから、この本には自給自足の原点が記されています。

まとめ

田舎暮らしで自給自足生活が楽しい!自給自足で得られる事や気になる生活費もご紹介
(画像=『移住したい』より引用)

いかがだったでしょうか?自給自足を始めるために、移住したいと考える人が多くいますが、簡単にいかないのが現実です。
それでも農業をしながら自分の分は自分で賄うという精神は人間の原点です。農業を通じて自給自足の生活に近づけることで、本来のストレスの無い人生を送れることでしょう。


提供・移住したい

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