オートミールをおいしく食べるコツ5つ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

実は、オートミールをおいしく食べるにはコツが必要なのです。

  • 味や香り付けをしっかりとする
  • 他の調理方法をいろいろ試してみる
  • オートミールの種類を変えてみる 加熱時間を変えてみる 違うメーカーを試してみる

では順に解説していきましょう。

コツ①:味や香り付けをしっかりとする

オートミールをおいしく食べるコツ1つ目は、しっかりと味をつけ香りを足すこと。

オートミールをまずいと感じるのは「麦の風味に慣れていない」のが原因だと考えられます。

ですから最初のうちは、はっきりとした味と香りをつけると食べやすくなるでしょう。

オーバーナイトオーツなど「甘い系」で食べる場合は、シナモンやコーヒー、ココアなどで香りを足すと麦の香りが和らぐのでおすすめ。

おかゆにする場合も気持ちしっかりめに味をつけ、コショウ、ショウガ、ニンニク、ごま油など風味のあるものを足してみてください。

不思議なことに食べ慣れてくると、何も味をつけなくても最初ほどまずいと感じなくなります。

コツ②:他の調理方法をいろいろ試してみる

オートミールをおいしく食べるコツ2つ目は、他の調理方法をいろいろ試してみること。

オートミールは「味がない」のが「まずい」と言われる原因の1つですが、それを逆手にとっていろんな味付けにチャレンジしてみましょう。

特にオートミールの香りが感じにくくなる食品との組み合わせがおすすめ。

  • 牛乳、豆乳、アーモンドミルク、飲むヨーグルトなどのミルク類
  • ヨーグルト(あらかじめオートミールを牛乳などでふやかしておく)
  • チーズ
  • パンチの効いた味の中華風スープ
  • お好み焼き

この他、パンケーキやクッキー、スコーンなどお菓子類はハズレなくおいしく食べられるでしょう。

コツ③:オートミールの種類を変えてみる

オートミールをおいしく食べるコツ3つ目は、オートミールの種類を変えてみること。

オートミールの種類と特徴

オートミールは加工方法によって種類がいろいろあり、それぞれ食感が大きく異なります。

オートミールの加工方法でよく見かけるのは次の3種類。

  • ロールドオーツ:オーツ麦を蒸して平たくプレスし乾燥させたもの
  • クイックオーツ:ロールドオーツを細かくカットしたもの
  • インスタントオーツ:ロールドオーツを調理・乾燥したもので、加熱しなくてもすぐに食べられるもの

この中ではロールドオーツが加熱しても粘りがでにくく、一番かみ応えがあります。

一方、クイックオーツとインスタントオーツは粒が細かいため、調理時間は短くて済みますが加熱すると粘りが強く出るのが特徴。

白ご飯で例えると、ロールドオーツは普通に炊いたご飯で、クイックオーツやインスタントオーツは水分の少ない固めのおかゆのような感じです。

ですからオートミールのドロリとした食感が苦手な人は、ロールドオーツだとおいしく食べられるかもしれません。

オートミールの種類と味付けの相性

オートミールはどれもオーツ麦が原料なのに、なぜか加工方法によって「味の相性」が異なります

例えば「ロールドオーツにはしょっぱい系」とか「クイックオーツは甘いオーバーナイトオーツ」など。

ただこれは一例で、合う・合わないは個人の好みによるところが大きく、結局は自分でいろいろ試してみるしかありません。

ですから初めて新しい種類のオートミールを購入したら、一通りいろんな味付けをしてみることをおすすめします。

オートミールは想像以上に奥が深いので、新しい発見があるかもしれません。

コツ④:加熱時間を変えてみる

オートミールをおいしく食べるコツ4つ目は、加熱時間を変えてみること。

オートミールは種類によってふやかす時間が異なります。

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

上記のように種類によって調理時間が異なるので、レシピを見ながら作ってもうまく出来ないことがあります。

失敗しがちな例は次のとおり。

  • ロールドオーツの加熱時間が足りなく、ボソボソとして固い
  • クイックオーツやインスタントオーツを加熱しすぎてドロドロになる

慣れてくるとレシピの加熱時間を見て「これはクイックオーツ向けのレシピだな」などとわかるようになってきます。

取りあえずオートミールが「まずい」と思う方は、加熱時間が適当かどうか確認してみるといいかもしれません。

コツ⑤:違うメーカーを試してみる

オートミールをおいしく食べるコツ5つ目は、違うメーカーを試してみること。

例えば同じロールドオーツでも、メーカーによって粒の大きさや風味が異なります。

特に風味は好き嫌いに大きく影響するため、オートミールが苦手な方は違うメーカーのものを試してみると良いでしょう。

オートミール初心者におすすめのメニュー

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オートミールを食べ慣れていない方は、香りの強い食品と組み合わせると食べやすくなります。

ここでは料理とは言えないくらい、簡単なレシピを2つご紹介しましょう。

オートミールカレー

カレーライスのご飯をオートミールに置き換えたら、カレーがヘルシーメニューに。

【材料1人分】
  • オートミール:30g
  • 水:50cc
  • レトルトカレー:1食分(手作りでも可)
【作り方】
  1. 耐熱容器にオートミールと水を入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱後、軽くほぐす。
  2. ①に温めたカレーをかける

納豆チーズ丼

納豆とチーズの香りでオートミールが苦手な人もおいしく食べられます。

【材料1人分】
  • オートミール:30g
  • 水:50cc
  • 納豆:1パック
  • スライスチーズ:1枚
  • しょうゆ:適量
【作り方】
  1. 耐熱容器にオートミールと水を入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱後、軽くほぐす。
  2. ①に残りの材料を入れて、電子レンジで1分加熱。お好みで刻みネギや刻みノリをちらす。

もっとボリュームが欲しい時は、②で溶き卵とマヨネーズ少々を入れてみてください。

栄養満点でお腹も心も満足感でいっぱいになれるでしょう。

下記の炒飯は、言われなければオートミールが入っていると気づかれないので、オートミールが苦手な方にこそ試してほしい一品です。

まとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オートミールは味をつけないとお世辞にもおいしいとは言い難い食品。

実は筆者も初めてオートミールがゆを口にした時は、最後まで食べきることができませんでした。

その時は「もう2度と口にすることはないだろう」と思っていたのに、コツを覚えた今では毎日欠かさず食べるほどはまっています。

そして、以前どうしてそんなに「オートミールはまずい」と思ったのか、もう思い出せません。

本記事を読んで、オートミールを敬遠していた方が「意外とおいしいかも」とオートミールの良さに気付いていただければ幸いです。

提供・yoganess



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