近年、人気急上昇中のオートミール。
しかし、ネット上では「まずい」「意外とおいしかった」などとオートミールの味について大きく意見が分かれています。
初めてオートミールに挑戦しようとしている方は、どんな味なのか不安になりますよね。
また、オートミールが口に合わなくて「どうして人気があるの?」と疑問に感じている方も。
そこで本記事では「オートミールの味」に焦点を当ててネット上の意見を検証し、そのうえで「自分に合った食べ方」を発見する方法を解説しました。
ここを読んであなたにとって最高のオートミールメニューを見つけてくださいね。
オートミールはどんな味?
オートミールはそれ自体に味の主張がなく、どんな味付けにも合う応用範囲の広い食品です。
そもそもオートミールとは、オーツ麦を食べやすく加工したものでシリアルの一種。
原料が「麦」なので、味にクセがないのも納得です。
強いて言えばほんのり麦の香りがする程度。
そんなオートミールですが、ネット上では「味」についてどのような意見が多いのでしょうか?
ネット上の声を集めてみた
まずは、率直な感想を見つけやすいTwitterで調べてみました。
Twitterにあったオートミールの感想
オートミールの味に関するつぶやきをTwitterで探そうと「オートミール」で検索すると、感想は「おいしい」という声ばかり。
そこで「オートミール+まずい」で検索して「話題のツイート」を直近から100件、集計してみました。
結果、純粋に「まずい」とつぶやいていたのはたったの29件。
残り71件の多くが「まずいと思って食べてみたら意外とおいしかった」とか「普通に食べられた」という内容でした。
Twitterを見る限り、オートミールを「まずい」と言っている人は意外と少ない印象です。
否定的な意見を集めて検証
しかし、オートミールに対して否定的な意見が一定数あるのは確かなので、Twitter以外でも検索してどのような感想があるのか調べてみました。
その結果、次のような意見が多く見つかりました。
- 味をつけないとまずくて食べられない
- オートミールがおいしいかどうかは味付け次第
- ドロッとした食感が無理
「オートミールがおいしいかどうかは味付け次第」については、オートミール好きなら納得のコメントでしょう。
また「味をつけないとまずい」と感じるのは、オートミール自体に味がほとんどないため「香り」や「食感」に問題があるからだと考えられます。
では、オートミールの「香り」や「食感」を気にならないようにする方法はあるのでしょうか?
苦手でも工夫次第でおいしく食べられる
オートミールの「香り」や「食感」は、工夫次第でほとんど気にならないレベルまで引き上げることができます。
ですから過去に「苦手」と感じて挫折した経験のある方でも、試してみたら意外とおいしく食べられる可能性は大。
事実、Twitterでは「まずいと聞いていたけど普通においしい」という声がたくさんありました。
オートミールは美容や健康に良く、ダイエットにも最適なスーパーフード。
メリットが多い食品なので、おいしい食べ方がわかったらきっと手放せなくなるはずです。
そこで次は「自分に合ったオートミール料理」を見つける方法を解説。
「自分に合った食べ方」を発見する方法
「オートミールが苦手な方」や「もっとおいしい食べ方を知りたい」という方のために、「自分に合った食べ方」を見つける方法を「食感」と「香り」にフォーカスして解説していきます。
オートミールの「食感」を変える
オートミールの「食感」が気になる方に試していただきたいのは「オートミールの種類を変えてみる」のと「調理方法を工夫する」の2つ。
順に説明していきます。
食感を変える方法①:オートミールの種類を変えてみる
オートミールは加工方法によって大きく食感が異なります。
ここでオートミールにはどんな種類があるのかをチェックしておきましょう。
一般的によく見かけるオートミールは次の3種類。
- インスタントオーツ:ロールドオーツを調理・乾燥したもの。
- クイックオーツ:ロールドオーツを細かくカットしたもの
- ロールドオーツ:脱穀したオーツ麦を蒸して平たく伸ばし、乾燥させたもの
上記について、それぞれの特徴を解説していきます。
【すぐ食べられるインスタントオーツ】
インスタントオーツは牛乳などをかけるだけですぐに食べることができるオートミール。
種類によっては甘い味がついているものもあります。
ふやかす手間がないのが魅力ですが、加熱すると粘りが出やすいので注意が必要。
- トロリとした食感のクイックオーツ
クイックオーツはふやかす時間が短くて済み、トロリとした食感が特徴。
食べやすいのでオートミール初心者に人気があります。
向いている調理方法はオーバーナイトオーツ(一晩ミルク類に漬けこむ)の他、粒が細かいのでパンケーキやお好み焼きなど、小麦粉の代用として使うことも可能。
注意点は、加熱すると粘りが出やすいこと。
- 粒感のあるロールドオーツ
ロールドオーツはドロッとした粘りが苦手な方におすすめのオートミール。
粒感がしっかりとしているため、ご飯の代用として食べるのに最適です。
お茶漬け、おにぎり、カレーライス、チャーハン、丼物などと、応用範囲が広いので飽きずに毎日でも食べられます。
このようにオートミールは種類によって食感が大きく違うため、好みに合わない場合はいろいろな種類を試してみると、思わぬ発見があるかもしれません。
食感を変える方法②:調理方法を工夫する
オートミールの「粘り」が気になる方は、次のような方法もおすすめ。
- 加熱時間を控える
- 水分を多めにする
- 粘りが気にならないメニューを選ぶ
クイックオーツやインスタントオーツでも、加熱時間を控えたり水分を多めにしたりすると粘りは多少緩和されます。
また、ピザやパンケーキ、お好み焼き、クッキーなど「小麦粉の代用」としてオートミールを使う料理は、ほとんど粘りを感じません。
このような工夫でも結構違ってくるので「実験」するような気持ちで楽しみながら調理していると、自分が一番「おいしい」と思う食べ方を発見できるでしょう。
それでは次に、オートミールの「香り」が気になる方向けの対策を解説。
オートミールの「香り」を消す
オートミールの「香り」が気になる方は、次を試してみることをおすすめします。
- 味や香りがはっきりした食品と合わせる
- 違うメーカーを試してみる
味や香りがはっきりした食品とは、カレーやチーズ、ゴマ油、ショウガ、ニンニクなど。
牛乳や豆乳で食べるなら、シナモンやコーヒー、ココア、バニラエッセンスなどで香りづけをすると、麦特有の香りが和らぎます。
また、メーカーによっても多少風味が違うので、お気に入りのオートミールを探してみてください。