神社へのお礼参りについて時期や服装から金額まで紹介します。普段のお参りと作法や参拝方法が違うのかなども気になってドキドキしますよね。神社へのお礼参りとは、願い事に対する感謝を神様に伝えるという意味があるので行うようにしましょう。

お礼参りとは?意味は?

神社へのお礼参りの意味とは神様への感謝の気持ちを伝えること

多くの人は神社に「受験に合格したい」や「素敵な人と結婚したい」などと、自分の願い事をお願いしますよね。そのお願い事が叶ったときに感謝の気持ちを込めて願をかけた神社にお礼を伝えに行きます。その行為が神社へのお礼参りなのです。普段、誰かに何かをしてもらったときに感謝の気持ちを伝えることと同じことです。

何かしてもらったのに感謝しないなんてだめですよね。神様にも誰かに何かをしてもらったときのように感謝の気持ちは伝えておくべきですよ。神様とのつながりが強くなれば守ってもらえることも多くなります。

合格祈願などは願い事の結果が良くなくてもお礼参りは必要!

では、お礼参りは願い事が叶ったときだけで良いの?という疑問が残ると思います。結論から言うと、叶う叶わない結果にこだわらず願いに対して結果が出たらお礼参りに行く必要があります。

例えば受験の合格祈願お願いに関しては、叶う叶わず以外に答えが出ますよね。結果が奮わなくても力を貸していただいてありがとうと伝えておきましょう。日々の健康などの願いに関しては、日々お礼を伝えておく方が良いでしょう。終わりのない願い事に関しては、お礼と今後のお願いを継続的に続けていく必要があります。

神社へのお礼参りについて紹介します。

神社へのお礼参りの方法や作法【時期】

神社へのお礼参りの時期①お礼参りの時期

神社へのお礼参りの時期は、神社に願をかけた願い事の結果が出て1年以内が良いとされています。願い事の結果が出たらすぐにお礼参りに行かないとばちが当たると思う方もいると思いますが、すぐに行かなくても大丈夫です。神様は寛容ですよ。

1年なら結構長いような気もしますよね。慌てて神社にお礼参りに行くよりも落ち着いて神様に報告できる時期に行く方が良いでしょう。

神社へのお礼参りの時期②遠くの神社に参拝したときのお礼参りの時期

旅行などのときに自宅周辺の神社以外に遠くの神社に願をかけに行くこともありますよね。すぐに行くことができない場所へのお礼参りはどうしたら良いの?と疑問に思われる方も多いと思います。遠くの神社でもできる限り1年以内にお礼参りに行くほうが良いでしょう。でも、どうしても無理であれば行けるときで大丈夫です。

1年以内に願をかけた神社へお礼参りに行くことが厳しいのであれば、とりあえず自宅近くにある同じ神様が祀られている神社に行きましょう。すぐにお礼参りに行けないことと感謝の気持ちを伝えておくと、1年を過ぎても大丈夫です。でも、最終的には願をかけた遠くの神社にお礼参りに行ってくださいね。

神社へのお礼参りの時期③季節について

神社へのお礼参りの方法や作法とは?時期/服装/金額
(画像=『BELCY』より引用)

神社へのお礼参りの理由や時期がわかったら、適した季節も気になりませんか?特に季節に関しての決まりはありません。縁結びならそれぞれの時期に願いの結果が出る方が多いですが、合格祈願などは同じ時期になりますよね。なので、混みあうということがあるかもしれません。

混みあうと参拝はし辛いかもしれませんが、神様は多くの人の願いやお礼を聞くことができるので大丈夫ですよ。自分のスケジュールと照らし合わせて、なるべく早くにお礼参りをするようにしましょう。

神社へのお礼参りの時期④時間について

神社へのお礼参りの時期がわかったら時間も気になりますよね。お礼参りの時間は、なるべく早い時間の方が良いです。早朝の方が神社境内の空気が澄んでいるのでおすすめです。パワーを頂くこともできます。でも、後述の正式参拝などを行う場合は受付時間が決まっているので、その時間に従うようにしましょう。

昔から神社は、15:00頃を境にこの世とあの世が入り混じった空間になると言われています。神社のパワーを頂くだけでなく、あの世のものや参拝者の負のパワーも頂いて帰ることになるので避けておくほうが良いでしょう。

神社へのお礼参りの時期について紹介しました。

神社へのお礼参りの方法や作法【金額】

神社へのお礼参りの金額①通常参拝のときの金額について

神社へのお礼参りの金額について紹介します。まずは、通常の本殿へ参拝する方法でのお礼参りについての金額です。通常の方法で本殿に参拝するときの金額は、あなたの気持ちの金額で大丈夫です。ただ、神様は白いお金が好きなので白いお金を用意しましょう。

1,000円札などのお札、500円玉、100円玉、50円玉の中から選ぶことがおすすめです。ただ、金額は気持ちで良いといえども1円玉は避けておくほうが良いでしょう。神様は寛大といえども、1円玉のみだと失礼ですよね。

神社へのお礼参りの金額②昇殿参拝の金額について

神社へのお礼参りの方法には、通常の方法で本殿にお参りをする方法以外に昇殿参拝があります。昇殿参拝とは、神社の中に入って神様へお礼を伝えることができる方法です。神職の先導に従って拝殿に入るので初めてでも安心です。その時は、初穂料として5,000円程度の金額を納めます。

おおよその神社で最低の金額は決められており、この金額については参拝する神社によって違います。上限はないので、あなたの気持ちだけお礼を納めましょう。また、後述しますが昇殿参拝においては服装が決められているで注意しておきましょう。

神社へのお礼参りの金額③正式参拝の金額について

神社へのお礼参りの方法には、正式参拝という参拝方法もあります。ただ、正式参拝は受け付けている神社が限られているので事前に調べておきましょう。代表的な神社に伊勢神宮や出雲大社があります。正式参拝とは神職に祝詞あげてもらい、玉串奉奠をしてから、お下がりのお神酒を頂きます。

神職の言うう通りにすれば大丈夫なので、初めてでも安心です。料金の方は、10,000円程度が多いです。こちらも昇殿参拝と同じで神社によって金額が違います。また、後述しますが正式参拝においては服装が決められているで注意しておきましょう。

神社へのお礼参りの金額について紹介しました。

神社へのお礼参りの方法や作法【服装】

神社へのお礼参りの服装①お礼参りの基本的な服装

神社へのお礼参りのときの服装ですが、基本的にはいつも着ている普段着で大丈夫です。ただ、あまりにもボロボロな服や汚すぎる服装は止めておきましょう。マナー上、問題なくても神様だけでなく他に参拝に来られている方に失礼です。清潔感を心がけた普段着を着て心を込めてお礼参りを行いましょう。

神社へのお礼参りの服装②正式参拝の服装

神社へのお礼参りの方法として昇殿参拝や正式参拝を選択されたのであれば、服装が決められています。男性は黒か紺のスーツを着用し落ち着いた色のネクタイを合わせておきましょう。靴は革靴の方が良いでしょう。女性は、派手ではないフォーマルスーツ、ワンピース、襟付きの洋服などがおすすめです。

なるべく肌を見せない落ち着いた洋服を着用することがマナーです。靴のヒールの高さにも気を付けておきましょう。一般的な冠婚葬祭用の服装のマナーとほとんど同じです。

神社へのお礼参りの服装について紹介しました。