妊娠20週目の胎児の様子は?体はどこまで成長しているの?
それでは次は妊娠20週目の胎児の様子についてご紹介します。
母体である女性の体にも大きな変化があらわれる妊娠20週目ですが、お腹の中の胎児もより様々な体の機能が育ち、人間へと成長しています。
妊娠中は産婦人科の診察でエコー写真を撮ることが多いと思いますが、そのエコー写真でも胎児の成長ははっきりと確認することができます。
この妊婦健診の際にもらえるエコー写真は赤ちゃんの成長の記録になりますので、ぜひアルバム等に貼って記念に取っておくと良いですね。エコー写真では胎児が手をギュッと握っている様子や、目をぱっちりと開けている様子も見ることができます。
3Dエコーよりも4Dエコーの方がより綺麗なエコー写真を撮ることができます。病院によってエコーの設備は変わりますので、気になる人は受付などで確認してみましょう。
妊娠20週目の胎児の変化(1)体の大きさ
妊娠20週目の胎児の変化の1つめは、体の大きさです。
わずか数ミリだった胎児の大きさは、妊娠20週目になると座高は20センチから25センチ程度まで成長しています。手の平に乗るほどの大きさだった胎児はもう両方の手の平でなければ乗せる事ができないほど大きくなっています。
出産予定日である妊娠40週目には胎児の大きさは50センチぐらいになりますので、ちょうど半分ほどの大きさに成長していることになります。
妊娠20週目の胎児の体の大きさに比べて、母体であるお母さんのお腹の大きさが明らかに大きすぎる時は体重増加傾向にあるかもしれませんね。
妊娠20週目の胎児の変化(2)体重
妊娠20週目の胎児の変化の2つめは、体重です。妊娠20週目の胎児の体重は、平均して200グラムから350グラムまで成長しています。
胎児の体重は大きさと一緒でとても個人差がありますので、妊娠20週目で200グラムから350グラムに達していなくても妊婦健診で医師に何も言われていなければ問題はありません。
体重200グラムから350グラムとは小ぶりのリンゴぐらいの重さになります。意外と軽いなと思う方もいるかもしれませんが、お腹の中の胎児はこの時期以降は体重増加が加速していきます。
胎児が大きくなり羊水の量が増えていくとお腹の大きさや重さで腹痛や腰痛になってしまう妊婦さんもいます。妊娠中は決して無理をしないように心がけましょう。