『エルピス』は実在の事件がモチーフ? 大門副総理の“モデル”の出身地で起こった事件とは
(画像=ドラマ公式サイト、『日刊サイゾー』より引用)

 長澤まさみ主演のフジテレビ系月10ドラマ『エルピス—希望、あるいは災い—』が、ますます“攻めて”いる。

 『エルピス』は、架空のテレビ局「大洋テレビ」を舞台に、女性アナウンサーの浅川(長澤まさみ)と若手ディレクターの岸本(眞栄田郷敦)が、10代の女性を狙った「八頭尾山連続殺人事件」の真相をひょんなことから追いかけることになる社会派ドラマだ。報道部とバラエティ部の関係、報道加害の問題など、テレビ局の内情をリアルに描く内容も話題だが、「森友学園問題」のことを想起させるワードがセリフに登場したり、浅川が東日本大震災にまつわる報道をする様子、さらには安倍元総理の実際の映像が放送されたりと、現実の内容とリンクする部分も反響を呼んでいる。

 中でも、山路和弘が演じる大門副総理が、その服装や口調が麻生太郎氏を思わせるキャラクターだったことは注目を集めたが、『エルピス』で描かれる冤罪疑惑は、麻生氏の地元で起こった実在の事件をもモチーフとしている可能性が、第6話で仄めかされた。