コロナ禍で加速したアウトドアブーム。大人数のイメージが強いキャンプですが、一人気楽なソロキャンプの方が合っているな…と後悔したある女性のガッカリキャンプエピソードをお届けします。

◆同僚と初めてのグループキャンプへ

同僚と初めてのグループキャンプへ
写真はイメージです。(以下同じ)
 お話を聞いたのは莉子さん(仮名・26歳)、もともとソロキャンプが趣味の女性です。父親の影響でキャンプが好きになり、テントや調理道具も父親から譲り受けたものを使っているそう。

「いつも会社の同僚4人でランチをするんですよね。ある時、趣味の話で盛り上がってキャンプのことを話したんです。そうしたら、みんなすごく興味を持ってくれて…『休日キャンプとか、憧れる!』『楽しそう』って言われて嬉しくて。だから、そんなに難しくないし一緒に行こうよって私から誘いました」

 ランチ仲間の同僚3人をキャンプに誘ったという莉子さん。実はそれまで、友人と複数人でキャンプをしたことはなかったそうです。いつも通りやれば大丈夫だろうと思い、莉子さんは特に道具を買い足すこともなく手持ちのもので行くことにしました。3人は基本的な道具の購入を勧めたそうです。場所は神奈川の秦野。1カ月後の連休に1泊2日で予定を組んだそうです。