ミニマリストに学ぶ断捨離術①まずはキッチンから始めよう

主婦が断捨離をはじめようとする時、キッチンからスタートするといいでしょう。なぜなら、キッチンはほとんど自分が中心の場所だといえるからです。自分の判断で、要るか要らないかを決めることが自由にできる場所として、キッチンはおすすめです。まずは、引き出し一つからでもいいので、持ち物の片づけをスタートしてみましょう。

キッチンはみんなの健康をつかさどる大切な場所

当たり前ですがキッチンは、食べ物を扱う大切な場所です。家族のためにご飯を作る、主婦のお城でもあるのです。よって、まずは清潔であることが大切です。調理とは無関係の不必要なものが散乱してませんか?賞味期限の切れた食品やいつの物か分からないような調味料などがあったら、すぐに処分しましょう。

キッチンがごちゃごちゃしてしまうことを、収納が少ないせいにしていませんか?ミニマリストは決まったスペースの中に、きちんと持ち物を収めることができます。家族の人数以上に多すぎる食器などは、思い切って処分することも考えましょう。また、ほとんど使わない調理器具などにスペースを取られている可能性もあります。

主婦ミニマリストの中には、食器棚を使わない人も多くいます。食器類はすべて引き出しや、ちょっとした棚に収納しています。必要な人数の分だけを、すっきりと余裕をもって収納しているため、見た目も美しく、どこに何があるのかも一目で分かります。同じように、食品のストックなども、シンプルで持ちすぎることなく、管理がきちんとできる分だけになっています。

ミニマリストに学ぶ断捨離術②クローゼットをすっきり

クローゼットは断捨離の効果が一番実感できる場所といえます。なぜなら、不要な持ち物を処分することによって、明らかにスペースができて風通しがよくなるからです。ミニマリストといえども、おしゃれが大好きで服だけはついつい買ってしまう、という人もいるでしょう。流行もありますし女性にとっては悩みどころでもあります。

洋服の断捨離にはルールを決めてみよう

クローゼットにパンパンに服が詰め込んであるようなら、まずは全部出してみましょう。その量の多さにびっくりすることでしょう。その中で、1年以上着なかった服は、もう着ないと判断します。「いつか着るかも」「高かったし」などは断捨離には不要な考えです。今、自分にとって必要であるかに目を向けて考えましょう。

サイズが合わなかったり、ボロくなってしまった服も処分しましょう。「部屋着にする」などの考えは不要です。また、つぎに服を買う時は、一枚買ったら、一枚処分するなどのルールを決めておくといいでしょう。本当にお気に入りの服だけのクローゼットは、開けるたびに気持ちがワクワクして、ご機嫌な気分にさせてくれます。

ミニマリストに学ぶ断捨離術③居心地いいが最高!リビング

リビングは、その家に住むみんなのくつろげる部屋でなくてはいけません。ごちゃごちゃと散らかっている部屋は、落ち着かない居心地の悪い空間になってしまいます。でも、実際はリビングは家族みんながそれぞれ、何かしらの活動を行う部屋でもあり、さまざまな持ち物が散乱する可能性が高い場所でもあります。

まずは、物の定位置をきちんと決めるといいでしょう。小さな習慣の積み重ねが大きく影響します。断捨離では、人の持ち物を勝手に処分することはタブーとされています。でもリビングに散らかるものは、子供や旦那の物が多かったりもします。家族みんなで、話し合って片付けの意識を高めることが大切です。

ミニマリストに学ぶ断捨離術④いつの間にか増えていく紙類

たかが紙とあなどってはいけません。いつの間にかポストに入っているチラシやDM、子供が毎日のように持って帰ってくる学校のプリントやテスト、また家で仕事をしている人は、大量の書類や資料などもあることでしょう。いらないようなものも、もしかしたらいつか使うかもしれない...そんな不安をあおる紙類は、断捨離を妨げる大きな原因のひとつです。

たくさんある書類やプリントを、なんとか整理しようとファイルなどをたくさん買い込んで管理しようとする方法は逆効果です。一枚ずつファイリングするのがどれだけ重労働か考えてみましょう。後から必要になる紙なんて限られています。実際は、ほぼ見返すこともないでしょう。家庭での紙類は、用事が済んだらすぐに処分してしまうことをおすすめします。