神社に立ち寄ったらついついおみくじを引いちゃうなーっていう人、多いですよね。女の子に人気の明治神宮のおみくじ、ご存知ですか?明治神宮のおみくじは、おみくじを超えたおみくじ!と言われることもあるんです!今回はその種類や意味、カラフルで派手な大御心の魅力をたっぷりご紹介します。
明治神宮のおみくじ「大御心(おおみこころ)」の特徴は?
見方次第?カラフルで派手っ派手なデザイン!
おみくじといえば、白地の用紙というスタイルが一般的ですよね。最近では和紙を使っているおみくじも見かけなくなりました。明治神宮の大御心はカラフルな黄色地に柄入りの和紙を使っていて、とっても鮮やかで艶やかです!思わず写真に収めたくなってしまうアーティスティックなデザインです。
派手なのは苦手だな―という人もいるのではないでしょうか。ご安心ください!実はこの大御心、けばけばしい派手さはまったくないのです。しっかりした厚めの和紙がラグジュアリーな雰囲気を感じさせ、カラフルなのになぜか上品さと厳かさを漂わせるまさに秀逸なおみくじです。
大吉なのかそれ以外なのかで結ぶかどうか決める人も多いのではないでしょうか。ここ明治神宮ではそもそもおみくじを結ぶ場所がありません。参拝の記念として大切に持っていてほしいという気持ちから、作らなかったそうです。結ぶかどうか迷うことなく、すんなりお持ち帰りできる環境が用意されていることは嬉しいですよね。
大吉・末吉・凶などの運勢占いがない!
昔の明治神宮はお札だけでおみくじはありませんでした。おみくじを出そう!と決まった時に、明治神宮にふさわしい独特のおみくじはないかと考えられたのが吉凶を占わない大御心です。吉凶が書かれていないので、大吉が出て大はしゃぎするようなことや末吉が出て良いのか悪いのか悩むようなことも起きないのです。
大御心には明治神宮のご祭神である明治天皇と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)が読んだ和歌の1首が解説入りで記載されています。明治天皇は93000首、昭憲皇太后は27000首もの和歌を詠まれたそうです。合計120000首もの中から厳選された1首!となれば、なんだか特別な感じがしますよね。
人生のモヤモヤをスッキリさせる明治神宮ブランド!
日本で販売されているおみくじの大部分は山口県にある「女子道社(じょしどうしゃ)」という会社で作られているのをご存知でしょうか?そのシェアはなんと70%近くを占めるとさえ言われています。全国のおみくじが1か所で作られていると聞くと、少し不思議ですね。
大御心は明治神宮プレゼンツのオリジナルです。恋愛、学業、健康などおみくじによく書かれている類の細かなことは一文字も書かれていません。決して多くを語ることがないおみくじですが、だからこそ自分自身の悩みへのヒントを見出すことができるのでしょうね。
ここ明治神宮は一風変わった大御心のほかに、パワースポットとしても有名なことをご存知ですか?大御心にもそのパワーが宿っているのかもしれませんね。
明治神宮のおみくじがひける時間帯や料金は?
開閉門時間はお天道様の気分次第!
明治神宮は日の出とともに開門し、日の入りに合わせて閉門します。つまり、日が長い夏と短い冬では参拝できる時間が変わるのです。お天道様の動きに合わせて開門・閉門時間を変えるなんて、とても神秘的ですよね。折角行ったのに参拝できなかった―ということにならないように基本情報はしっかりチェックしましょう。
月ごとの開門・閉門の時間
月 | 開門時間 | 閉門時間 |
1月 | 06時40分 | 16時20分 |
2月 | 06時20分 | 16時50分 |
3月 | 05時40分 | 17時20分 |
4月 | 05時10分 | 17時50分 |
5月 | 05時00分 | 18時10分 |
6月 | 05時00分 | 18時30分 |
7月 | 05時00分 | 18時20分 |
8月 | 05時00分 | 18時00分 |
9月 | 05時20分 | 17時20分 |
10月 | 05時40分 | 16時40分 |
11月 | 06時10分 | 16時10分 |
12月 | 06時40分 | 16時00分 |
まさかのおみくじ1回100円!
ここまでご紹介してきたカラフルで派手かわいい大御心、お幾らかかると思いますか?厚めのしっかりした和紙で高級感があるとなるとお高めかなーと思いきや、なんと1コインなのです。少しお高めの料金設定がされているおみくじも出てきている中で、明治神宮のおみくじはコスパがいいおみくじといえるのではないでしょうか。
おみくじで浮いたお金で、ブームに火がついている「御朱印」もいただきたいですね。綺麗な菊のご紋のハンコはとても素敵ですよ。
明治神宮のおみくじは「みくじ筒」!
最近はプラスチックのケースにどさどさ入ったおみくじから選んで引くスタイルが多いですよね。明治神宮は「みくじ筒」です。おみくじが入った筒を振ると番号のついている棒がしゅっと飛び出るスタイルです。このみくじ筒を目当てに参拝に訪れる人もいるほどですので、筒のノスタルジーな雰囲気も楽しんでくださいね。