テレワーク導入における企業側のメリットとデメリット

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

テレワークの導入にはメリットとデメリットがあります。
まずは、企業側のメリットとデメリットを詳しく説明していきます。

メリット1. 生産性・効率性の向上

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

通勤時間のストレスが軽減されることで、従業員一人ひとりのパフォーマンス向上に繋がります。
例えば、営業担当者であれば、オフィスへの出社時間や移動時間の削減ができることで、顧客先への訪問回数や訪問時間が増加します。

そこで生まれた時間を有効活用することで、生産性や効率性を上げることができます。

メリット2. コスト削減

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

通勤に関わるコストや消耗品コスト、人材確保のための求人費のコスト、教育コストなどが削減されます。
また、これまでは結婚や出産、介護などライフステージの変化に伴い、退職をせざるを得ない社員が多かったが、テレワーク導入により離職防止を実現することができます。

メリット 3. 人材の確保

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

時間や場所にとらわれない柔軟な働き方が実現できるため、様々な事情を抱えた人に就業機会を提供できます。
育児や介護、配偶者の転勤などが原因で、優秀な社員が退職せざるを得ない場合も多い中で、テレワークを導入すればこうした人材の流出防止に繋がります。

また、能力やスキルを持っているが身体障害などで通勤が困難な人に、即戦力として働いてもらうこともできます。

メリット4. 事業継続性の確保

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

事業継続においてリスクヘッジの役割も担います。
自然災害や感染症の流行などが起きた場合でも、テレワークを導入しておくことで事業を継続することができます。

また、テレワークで情報共有ができるICT(情報通信技術)の環境を構築しておくことで、非常時であっても、社員同士での迅速な情報伝達や共有ができます。

デメリット1. 情報漏洩のリスク

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

テレワークで使用する情報機器の紛失や盗難、公共Wi-Fi使用による情報漏洩のリスクが考えられます。

■ 解決策

セキュリティリスクを回避するためには、パスワードロック設定やデータをクラウド上におくといった対策をすることをオススメします。

また、ウイルス対策のソフト導入や通信保護や暗号化、機器持ち出しに関する社内ルールの徹底もしっかり行うとよいでしょう。

デメリット2. 組織力やチーム力の低下

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

テレワークで社員同士がコミュニケーションをとる機会が減ることで、情報共有などがスムーズにできず、業務効率が落ちてしまうという問題が生じます。

■ 解決策

ビジネスチャットや社内SNS、ビデオ会議やWEB会議システムなどのツールを活用し、日常的なコミュニケーションの活性化を図るようにしましょう。

デメリット3. 部下の労働実態が見えにくい

テレワークと在宅勤務は違う?導入のメリット・デメリットを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

部下に直接指導をする機会が減少することで、細やかな指導や十分なフォローがしづらくなります。
従って、人材育成や部下のモチベーションにも影響が出る可能性も考えられます。

■ 解決策

ビデオ会議やWEB会議システムを導入し、対面と大差ない環境で定期的に面談を行うようにしましょう。
業務の進捗確認以外にも、困っていることや悩んでいることを聞き出すことで、見逃すことなく部下のサポートをすることができます。