11位:恐山菩提寺(青森)

青森県下北半島にある霊場・恐山。恐山菩提寺には恐山の本尊である地蔵菩薩が祀られています。貞年4年(869年)、天台宗を開いた最澄の弟子である円仁(慈覚大師)によって開山されました。

伝承によれば円仁が唐に修行中、夢枕に「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。地蔵大士一体を彫り、その地に仏道を広めよ」とお告げを受けたそう。円仁は帰国してお告げの通り探し歩き、苦労の末にたどり着き、6尺3寸の地蔵大士(地蔵菩薩)を彫り、本尊として安置したと言われます。

12位:岩木山神社(青森)

photo by とっとこさん

江戸時代初期に造られた本殿、拝殿、奥門、楼門などが重要文化財として指定を受ける由緒ある神社。780年に岩木山(いわきやま)山頂に社殿を造営したのが起源とされ、現在も岩木山山頂に「奥宮」があり、4時間強の登山をすればお参りできます。神社の参道は岩木山の登山道のひとつとなっています。

あるいは津軽岩木スカイラインで岩木山の8合目まで車で登ることができるので、そこから山頂までは約1時間の登山で到達できます。

photo by ゆる@さん

岩木山の麓に「拝殿」が設けられており、一般的にはこちらを訪ねてお参りします。岩木山神社は、農業、漁業、商工業、医薬、交通関係などにご利益がありますが、特に開運福の神様として厚く信仰されています。

最近は縁結びや運気アップのパワースポットとしても注目されており、なかでも頭の位置が異なる2体の「狛犬」が有名。正位置(頭が上)の方は金運アップ、逆位置の方は恋愛運がアップすると言われています。

13位:十和田神社(青森)

photo by Risa Fujimotoさん

十和田神社は十和田湖エリアのパワースポットです。江戸時代までは十和田信仰(水神信仰)の地として、山伏(やまぶし)修行の場所であったとされています。敷地内は緑にあふれ、厳かな雰囲気が漂っています。「子宝の木」と呼ばれる御神木では、木のなかへお賽銭を入れて子宝安産を祈願できます。

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