「安全を脅かす可能性がある」問責決議案が可決

 問題は過熱を続け、民主党のペロシ下院議長は「暴力による脅迫は容認できない」と批判。下院倫理委員会や捜査機関による調査を求めていました。  そして17日、アメリカ下院本会議は、この問題に対する問責決議案を賛成多数で可決しました。ゴサール氏は下院の監視・政府改革委員会、そして天然資源委員会の委員資格も剥奪(はくだつ)される結果になります。  決議の背景には今年1月の連邦議会乱入事件が与えた影響があるとして、「暴力の描写は実際の暴力を扇動し、選挙で選ばれた公職者の安全を脅かす可能性がある」と非難されました。

トランプ前大統領が支持を表明

 ゴサール氏は動画を投稿したことに対して、これまでに一度も謝罪をしていません。それどころか、問責決議が可決された直後には問題の動画を貼りつけて投稿していた第三者のツイートをリツイートするという始末。  さらに18日には、アメリカ前大統領のドナルド・トランプ氏が声明文を出し、「アメリカの最重要議題に対する忠実な支持者だ」とゴサール氏の支持を表明しました。  まだまだ、この問題の議論は終わりそうにありません。 Sources:『The Washington Post』『abc8news』 <文/るしやま>


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