名刺交換での注意点

名刺は自分の“顔”です。自分が渡す名刺も、相手から受け取った名刺も、直接ポケットなどにいれることはせず、つねに名刺入れに入れて持ち運ぶようにしましょう。言うまでもありませんが、汚れた名刺を渡したり、相手から受け取った名刺を折り曲げたりすることは厳禁です。

また、名刺交換はテーブル越しには行わず、直接向き合ってやり取りするのがマナーです。加えて、名刺に会社のロゴが書かれている場合は、受け取る際に指で隠してしまわないように配慮しましょう。

名刺交換をする相手が複数いる場合は、役職が高い人物から先に交換をします。自分のほかに上司がいる場合は、上司が先に名刺交換するのを待つようにしましょう。

万が一、名刺を持っていなかった場合は、たとえ会社や家に忘れたのだとしても「ただいま名刺を切らしておりまして、申し訳ございません」という一言を添えます。お詫びを入れるだけで相手も不快感を抱かずにコミュニケーションを続けることができるでしょう。

名刺のデザインや名刺入れにも気を配ろう！

会社に所属している場合は名刺のデザインが決まっていることが多いですが、フリーランスであれば自分でデザインすることができます。初対面で印象に残り、なおかつ不快感を抱かせないデザインを選んでみるのがよいでしょう。

また、名刺交換の際には名刺入れも相手から見られることになります。お洒落なアイテムもいいですが、目を引くデザインであれば、名刺入れをきっかけにして会話が弾むこともあるでしょう。名刺交換のマナーを習得したら、初対面の相手とどうしたら円滑なコミュニケーションが取れるのかを考え、名刺入れのデザインにもこだわってみるのもよいかもしれませんね。

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