ヨガを行うみなさんは、ヨガ後の食事はなにを食べていますか。
ヨガが終わったあとに飲み会に参加、なんてことはありませんか?
ヨガ前の食事は気にする方も多いですが、ヨガ後の食事も実は大切です。
せっかく行ったヨガの効果が台無しにならないように、おすすめの食事方法を紹介します。
ヨガ後の食事は太ってしまう!?
筆者自身、ヨガインストラクターであり管理栄養士でもあります。
そして、ヨガ後の食事には細心の注意を払っています。
その理由が、ヨガを行った後は血液循環や代謝が良くなり、消化器官や内臓が活発な状態になっているからです。
よく言えば代謝が良いので、脂肪燃焼が促進されたり、食べた栄養素をより吸収してくれています。
しかし逆に言うと、吸収が良い状態でもあるのでカラダにとって悪影響を及ぼす食べ物の摂取は控えたいところです。
ヨガ後すぐに食事をすると太りやすいと言われているのも、この吸収の状態が影響しています。
そのため、筆者はヨガ後2時間を目安に食事を控えるようにしています。
ヨガの食事に関しては、できれば普通に食事をする際は2時間おいてから摂るのが理想です。
ヨガ後の食事は、カラダに良いものを食べましょう
前述したように、ヨガ後は食事の栄養を吸収しやすい状態です。
これをうまく利用して、効率的に栄養補給をしてみましょう。
どういった栄養素をとって欲しいかというと、
- たんぱく質
- ビタミンC
これらは、ヨガによって消費された栄養素です。
その消費された栄養素を食後に補ってあげましょう。
ヨガ後の食事におすすめのたんぱく質
レッスン後は、筋肉を使い疲労している状態です。
まずは、その筋肉の回復を行ってあげること!
運動後45分は、筋肉のゴールデンタイムと言われています。
運動によって消費された筋肉はたんぱく質を必要としており、不足している状態だからこそ、より回復するようにと吸収率も高くなります。
その時間が、運動後45分以内。
特に激しく動くアシュタンガヨガやパワーヨガは、筋肉消費も大きいためたんぱく質の補充がより必要になります。
しかし、ここで注意して欲しい点が”どういう食べ物を選ぶか”です。
たんぱく質といっても、魚・肉・卵・大豆製品などさまざま。
カラダに良いものは摂取したいけど、悪いものは摂取したくない時間ですので、たんぱく質と一つに言ってもその見極めが必要です。
食べ物を選ぶときのポイントとしては、脂質の少ないものかつ消化の良いものです。
食材でいうと、ささみ・白身魚・豆腐このあたりは取り入れてもいいでしょう。
調理方法も油や多くの調味料を使用しないメニューがいいです。
例えば、湯豆腐(暑ければ冷奴)、ゆで卵、白身魚やささみでホイル焼き(蒸し焼き)など。
おすすめのたんぱく質レシピ
一つ、簡単にできるレシピを紹介します。
- ささみの酒蒸し
- ささみ:3本
- 料理酒:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
ささみを耐熱容器に並べ、料理酒と塩をまぶします。
軽くラップをしてレンジ(600w)で2分半。
加熱状況を見て、取り出してください。
粗熱が取れたら、ささみを手で裂いて味が薄ければポン酢などで味を整える。
レシピというほどでもないですが、なにも食べないとお腹が空いてしまうというときにレンジで簡単に作れるので便利です。
食事として食べてしまう場合は、野菜やきのこを少し足してみてもいいですね。
これは、あくまでヨガ後すぐ食べる場合です。
2時間ほど空けた後の食事に関しては、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。