「今の仕事を続けながら、出産・育児をする自信がない…。」ワーママが増えた今でも、このような不安を抱く人は少なくありません。

初めての出産は分からないことだらけ。子どもを産んで育てるだけでも大変なのに、果たして仕事までできるのだろうか…。と、ナーバスな気持ちになってはいませんか?

そこで今回は、出産後も明るいワーママライフを過ごすための6つの方法をご紹介!

この記事の見どころ
  • 出産でキャリアを諦める女性はどれくらいいるの?
  • 子どもを産んで働いているママのリアルな体験談が知りたい
  • 出産後もイキイキと働き続けるために、今できることってある?

このような悩みがあるワーママは、是非続きをお読み下さい。

子どもを産んでも、キャリアを諦める必要なんてありません!むしろ出産が働く原動力になるような働き方をして、ママとしてパワーアップしませんか?

1.出産を機にキャリアを諦める女性は減っている?

『PRIME』より引用
(画像=「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況について 平成30年11月内閣府男女共同参画局を元に独自作成,『PRIME』より引用)

一昔前までは【出産したら退職するのが当然】という風潮がありましたが、今は違います。

内閣府の調査によると、2010~2014年の正社員の就業継続率は69.1%にまで上昇。

このうち、育休取得後に復帰した人は59%、育休なしで復帰した人は10.1%となっており、正社員の約6割が育休を取得して職場復帰していることが分かりますね。

ちなみに、1985~1989年の同調査では正社員女性の約6割が退職しています。

つまり、この数十年間で出産後に復帰する正社員ワーママは各段に増えているのです。

2.働く女性が出産を機にキャリアを諦める理由

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

妊娠・出産後を働く女性が増えている現代ですが、退職する女性も少なくありません。

出産後に退職を選んだ女性は、なぜキャリアを諦めたのか?内閣府「男女共同参画白書|第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた理由」をもとにみていきましょう。

『PRIME』より引用
(画像=男女共同参画局|男女共同参画白書 令和2年版,『PRIME』より引用)

(1)出産でキャリアを諦めた理由第1位:子育てと仕事の両立が難しい

第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた理由第1位は、「子育てをしながら仕事を続けるのが大変だったから」でした。

36歳・1歳男のママ

産休育休を経て職場復帰しましたが、半年で退職しました。理由は子育てと仕事の両立がしんどすぎたからです…。そもそも家事スキルが低い私は、料理や掃除を要領よくこなせませんでした。旦那は22時ごろ帰宅なので頼れず、家は散らかり放題。料理もいつも惣菜。保育園からの呼び出しが多くて仕事も全然進まず、もう限界でした。

ワーママにとって、子育てと仕事の両立は避けて通れない難しい問題です。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

子育てと仕事の両立は、環境や周囲の協力がどれだけうまくいくか?にかかっています。

  • 母親自身の要領のよさ
  • 家族の協力
  • 子育てに理解がある職場環境
  • 子育てしやすい働き方
  • 子どもの健康状態

など、様々な組み合わせがうまくいかなければ子育てと仕事の両立は叶いません。

ママだけで何とかしようとするのではなく、周囲の協力体制を整えることも大事です。

(2)出産でキャリアを諦めた理由第2位:子育てに専念したいから

第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた理由第2位は、「子育てに専念したかったから」でした。

37歳・1歳男の子&3歳女の子ママ

幼少期の時間を大事にしたかったので、迷わず退職しました。子どもがママを頼ってくれる時期って、せいぜい小学校高学年くらいまでですよね。そう考えると子どもと過ごせる時はあっと言う間。幸い資格があるので、子育てが落ち着くまでは子どもとゆっくり過ごすつもりです。

ワーママの一日はとても忙しく、平日は子どもとゆっくり過ごす時間はほぼありません。ご飯を食べさせてお風呂に入れたらアッと言う間に寝かしつけの時間。子どもとの時間がとれないことに悩み、仕事をやめる人もいるようです。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

子どもがママにベッタリな時間は意外に短く、早いと小3頃から友達付き合いを優先し始める子もいます。

「子どもが小さいうちは子育てに専念し、子育てが落ち着いてから仕事を始める。」など、子どもの成長に合わせて働き方を柔軟に変えることは、ワーママに必要なことかもしれません。

(3)出産でキャリアを諦めた理由第3位:自分の体や胎児を大事にしたいから

第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた理由第3位は、「自分の体や胎児を大事にしたいと考えたから」でした。

46歳・6歳女の子ママ

育休を取得して復帰する予定でしたが、子どもが未熟児で誕生したため退職を選びました。生まれてすぐNICUに入院したので、仕事どころではなかったんです。当時は心身ともにしんどくて一生仕事なんてできない!と考えていましたが、子どもが小学生になったのを機に再就職しましたよ。

出産はママも赤ちゃんも命がけ。新生児医療が発達した今でも、予想だにしないことが巻き起こります。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

また、無事に出産を終えたとしても、産後のマイナートラブルがママを襲うこともあるでしょう。産後鬱や体調不良で、仕事復帰が叶わない人もいます。

そんな時は無理せず、ゆっくり体を休めるのも大事です。仕事はいつだって始められます。まずは体調を整えることを優先して下さいね。

(4)出産でキャリアを諦めた理由第4位:職場の出産子育て支援制度が不十分だから

第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた理由第4位は、「職場の出産子育て支援制度が不十分だったから」でした。

39歳・2歳女の子ママ

私の職場はワーママがほぼおらず、出産後に働く決心がつきませんでした。職場のワーママはたった1人。しかも、出張や残業の時は隣に住む両親を頼っているそうで。義理、実両親ともに遠くに住む我が家には到底無理な話です。会社自体もワーママに慣れておらず、「周囲の理解を得られそうにない…。」と思い退職を選びました。

少子化対策や女性雇用確保と活躍の場の拡大など目的に制定された【育児・介護休業法】は、時代と共に改正を繰り返し、子育てや介護をしながらでも働きやすい環境実現を後押ししています。

しかし、「働きにくい職場だ」と思う女性は3人に1人といまだ多いのが現状です。(引用:(2018年マンパワーグループ調べ)

  • 産休育休制度はあるが利用する女性がほぼいない
  • 職場に働く女性がおらずロールモデルがいない
  • 時短勤務制度が使いにく
  • 女性上司がいないので相談しにくい

など、職場の出産子育て支援制度が整っていないために、キャリアを諦める女子も少なくないようです。

(5)出産でキャリアを諦めた理由第5位:子どもの体調不良による休みが多かったから

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

第1子の妊娠・出産を機に仕事を辞めた理由第5位は、「子どもの体調不良による休みが多かったから」でした。

31歳・2歳男のママ

ある程度覚悟していたものの、保育園からの呼び出し地獄に心が折れました。入園当初は保育園に行く度に体調をくずし、まともに仕事に行けませんでした。1歳までに肺炎で2度も入院し「もう保育園に行かせたくない。これ以上病気になって欲しくない。」という気持ちが強くなり退職を選びました。

度重なる保育園からの呼び出しに、平然と対処できるワーママなんているのでしょうか?

  • 保育園の呼び出し対応はいつも母親の私
  • 小さいうちは一度体調を崩すと1週間ほど会社にいけない
  • 「本当に体調悪いの?」と職場の人に疑われた
  • 体調不良の我が子より仕事が気になっている自分に罪悪感を感じる

など、思い悩むことに疲れは果て 退職を決断するママも多いのです。

以上、様々な理由でキャリアを諦めるワーママがいることが分かりました。

退職がベストの場合ももちろんあります。しかし、「せっかくのキャリアを諦めたくないからまだ迷っている…」というワーママにぜひ知ってほしいのが、「時短正社員」という働き方です。

現在、今ママ達の働き方は無限に広がっています!

かけがえのない子育て期、心身供に疲れ果て「これ以上頑張り続けるのは無理かも…」となるくらいなら、思い切って新しい働き方を見つけましょう。

「時短正社員」はワーママにおすすめの働き方。厚生労働省では「時短正社員」を以下のように定めています。

短時間正社員とは
○ 短時間正社員とは、他の正規型のフルタイムの労働者(※)と比較し、その所定労働時間(所定労働日数)が短い正規型の労働者であって、次のいずれにも該当する者である。
① 期間の定めのない労働契約を締結している者
② 時間当たりの基本給及び賞与・退職金等の算定方法等が同一事業所に雇用される同種のフルタイムの正規型の労働者と同等である者
※正規型のフルタイムの労働者:1日の所定労働時間が8時間程度で週5日勤務を基本とする、正規型の労働者
※企業内において、このような働き方を就業規則等に制度化することを指して、「短時間正社員制度」と呼んでいる。

厚生労働省HP

「時短正社員」は、子育てや介護のために一時的に利用しているケースは多いですが、中には子供の年齢に関わらず、「時短正社員」として永続的に雇用されている方もいます。

次に紹介する「リアルミーキャリア」は、ワーママ向けの時短求人に特化した転職エージェント。

ここには、【育児をしながら働ける求人】しかありません。

特に「時短正社員」 の求人は他に類を見ないほど豊富。

これは、リアルミーキャリアの企業努力の賜物。各企業にお願いし、地道に時短正社員求人を開拓してくれているお陰です。

その分、他の転職サイトに比べて求人数は少ないですが、大手転職サイトにはない時短求人が見つかると評判。

時短求人はママとしてのスケジュールが圧倒的に組みやすくなりますし、このポジションを受け入れている会社=ワーママの理解がある会社。ママの働きやすさはお墨付きです。ぜひ登録してどんな求人があるのかチェックしてみてください。

そのほか、育児中のアドバイザーが無料で相談にのってくれるので、登録して損はありません!

リアルミーキャリアで時短正社員に転職した人の声

時短正社員で転職に成功した人は人生の大きな変化を実感しています。特に小学校3年生くらいまでの子供がいる方は、日々の影響は大きいですよね。利用者の声をご紹介します。

Aさん30代

9時から16時まで正社員として勤務中です。毎日が激変!子供ともゆっくり向き合えて心身ともに一気に楽に。夕食のおかずも1品増えました。

Bさん30代

このまま前職にいてもマミートラックで出世も遅れるのは明らか。最初から時短ポジションとしての成果を求められるのでやりがいがあるし評価も公正。ありがたいです。

Cさん40代

子供を長時間預ける罪悪感から解放された。今は過去を取り戻すかのように夕方以降、子供との時間を持つようにしています。

など、 1〜2時間のカットで充実した毎日を過ごしている人がほとんど。面接などもリモート対応可の企業も多いので、なんとなくでも転職を意識している方はぜひ登録だけはしてみるのが良いでしょう。