みなさんは普段、デスクワークなどで知らないうちに前傾姿勢になっていませんか?
寒い冬、そして在宅勤務が続く中で、肩も内巻きになっていませんでしょうか。
そんな方は、ラクダのポーズを取り入れて後屈してみましょう。
肩をしっかり動かすことで、肩こり改善効果も期待できます。
ヨガのラクダポーズとは?
ラクダのポーズは、 サンスクリット語で「ウシュトラアーサナ」と呼ばれています。
”ウシュトラ”がラクダを意味するのですが、ラクダの背中のコブに似たポーズなのでこう呼ばれています。
後屈するポーズであり、胸を大きく開いて行います。
カラダを後ろにそらす、後屈のポーズは慣れない姿勢でもあるため少し難しいポーズでもあります。
しかし、コツをつかめば、胸を開いて全身への刺激と呼吸の入りが深く、心地よくなっていきます。
後屈ポーズは苦手意識を持つ方も多いですが、ポイントを抑えて苦手意識を無くしてみましょう。
ヨガのラクダポーズで得られる4つの効果
姿勢改善
ラクダのポーズは後屈をします。
普段の生活で、カラダを後ろに反らす後屈の姿勢を取ることは少ないのではないでしょうか。
しかし、カラダを反らすことで猫背や内巻きといった状態から、肩を正しい姿勢に戻すことができます。
そして、美しい姿勢を手に入れることができます。
特にデスクワークで前傾姿勢になってしまっている方は、ラクダのポーズを取り入れて姿勢改善を目指してみましょう。
肩こり改善
背中を反らすことで、肩甲骨剥がしと同様の効果が期待できます。
肩甲骨が凝り固まっていると、肩こりもどんどん悪化してしまいます。
ラクダのポーズによって両手をかかとに近づけることで肩こり改善、普段動かさない背面をほぐすことができるのです。
背中周り、肩甲骨周りをしっかり動かして肩こり改善に努めましょう。
むくみ改善・冷え性改善
胸を大きく開くことで、血液循環が良くなり血行促進が期待されます。
血流が良くなるとむくみの改善、さらには冷え性緩和効果の期待もできますね。
気持ち良く胸を広げて、深呼吸を行うことがポイントです。
リラックス効果
疲れが溜まっているときや、ストレスが大きいとき、不安な気持ちがあるときにラクダのポーズを取り入れると気持ちがスッキリします。
カラダが内側に入っていると、気持ちも落ち気味になってしまうものなんですよね。
そんなときこそ、胸を大きく広げてみます。
朝起きたときや寝る前など、メンタルケアにも役立てますよ。
ヨガのラクダポーズの正しいやり方
それではさっそく、ヨガのラクダのポーズを一緒にやってみましょう!
- ラクダのポーズのやり方
- 両膝を肩幅の大きさに開き、膝立ちになります。
- 両手を腰にあて、息を吸いながら胸を開き、腰を心地よく伸ばしながら上半身を後方に反らしていきます。
- 腰を反らしたまま、右手を右のかかとへ。左手を左のかかと掴みにいきます。
- さらに胸を天井方法へ大きく開き、数呼吸キープします。
- 上体を戻すときは、両手をゆっくりと腰へ戻してから上体を起こしていきましょう。