ヨガの月のポーズで得られる5つの効果

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

デトックス効果

脇の下にはリンパ節があるため、まずこの部分を十分にストレッチするだけでリンパの流れが良くなり、デトックス効果が得られます。

例えば、エステでフェイシャルマッサージを行う時も、たいていのコースで脇の下やデコルテ周り(鎖骨周り)のケアが含まれています。

これは、脇の下にある老廃物を外に流すことで、顔や首に溜まった老廃物が流れやすくなり、顔まわりまでも明るくスッキリするからです。

月のポーズを行うことで同様の効果を感じることができます。

血液やリンパの流れを促進する

少し重複しますが、脇の下を伸ばすことで体側も伸びるため、体側部分の血流やリンパの流れも良くなります。

また「腕」はかなり重さがあるパーツですが、腕の向きを変えてあげること(いつもは指先が下方向になっていますが、指先を心臓より上に上げてあげること)で、 腕周りの血液の流れも良くなるので、二の腕の冷えの解消にもつながります。

指先がかじかんでいる時などにも、この月のポーズで両脇や指先をしっかり伸ばしてあげると素早く温めることができます。

姿勢改善・骨盤矯正効果

月のポーズ」「は座ってでも立ってでも行うことができますが、体を横に倒しながら体側を伸ばしていくときに、おへそや骨盤は真正面に向けたままにしておくことがポイントです。

体の歪みや骨盤の歪みがある人ほど、おへそや骨盤まで少し内向きに傾きがちですが、おへそと骨盤は真っ正面に向けた状態で体側を伸ばすと、伸ばしている側の骨盤の歪みが矯正されているような感覚を得られます。

また、猫背になりがちな方は、伸ばしている腕が耳より前にきているかもしれませんが、耳の横か、耳より後ろで両手をバンザイし、体側を伸ばすことで鎖骨や肩甲骨の位置の矯正につながり、姿勢の改善効果が得られます。

肩こり・首こり改善効果

肩甲骨周りや腕がしっかり伸ばされることによって腕や肩周りの血流が良くなるため、首こりや肩こり解消効果も得られます。

肩こりや首こりがひどい人は、月のポーズの形になりながら伸ばしている腕の硬い二の腕部分や、脇の下あたりを反対の手で優しくさすったり、揉みほぐしたりしてみましょう。

これだけで腕が軽くなり、そちら側の首を回しやすくなるのが感じられるはずです。

内臓、体幹の強化

月のポーズを立って行う場合位は、足裏で大地をしっかり押し、お腹は天井方向に引き上げます。

そのため体幹や腹筋、いわゆるインナーマッスルの強化や内臓への刺激効果があります。

内臓ぐっと絞り上げながらポーズを取ると、少し汗ばむくらいパワフルなポーズであることが実感できるはずです。

ヨガの月のポーズ正しいやり方と5つの効果解説まとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ここまで「月のポーズ」の正しいやり方、注意点、5つの効果について解説させていただきました。

簡単なポーズなのに効果は非常に高く、また時間や場所にとらわれずに好きなタイミングで継続することができる優秀なポーズです。

皆さんのお気に入りのポーズの1つにも、ぜひ加えてみてください。

提供・yoganess



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