返してもらうために必要な手続き
お金を返してもらうためには、一般に以下のような流れとなります。
①返済を請求する
②裁判所に「支払督促」を申し立てる
③訴訟
まずは借金の返済を請求しましょう。特別な手段によらなくてもよいですが、「内容証明」も選択肢です。郵便局のサービスで、借金の返済を求めたという事実を客観的に証明する証拠になり得ます。
返済の請求に応じない場合、「支払督促 」も検討してください。比較的簡便な方法で、裁判所から借金を返済するよう求める手続きです。借り手が意義を申し立てない場合、「強制執行 」によって強制的にお金を取り戻せるかもしれません。借り手が異議を申し立てた場合、訴訟に発展する 可能性があります。
早期解決を目指すなら弁護士に相談
上述した手続きは、ある程度自身で行うことも可能です。しかし、早期の解決を目指すなら弁護士に相談した方がよいでしょう。返済の請求を弁護士に依頼するだけで、借り手に法的手続きを想起させ、返済に応じる可能性が高くなると考えられます。
借金はしっかり請求!泣き寝入りせず毅然と対応しましょう
貸したお金を返してもらえない状況は、経済的な負担はもちろんですが、心理的な負担も重いものです。自分を責めるあまり、自信を持てなくなるかもしれません。
交際期間中の借金は、きちんと返済されるよう法律が整備されています。次のステップへ進むためにも、お金も含め過去をしっかり清算しましょう。その際は弁護士への相談も検討してください。
文/編集・fuelle編集部
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