転職活動において面接はつきものですが、それとは別に面談を行う企業も多いです。面接と面談は似ているものの、厳密にいうと目的や役割が異なりますので、それを踏まえて臨むことが大切です。本記事では、面接と面談の違いや、面談の目的や臨む上でのポイントなどを解説します。

面接とは

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

面接とは、求職者の意欲や適性、スキルなどを確認するために実施されるものです。
面接官は、面接時の求職者の受け答えやコミュニケーション力から、自社に必要な人材であるかを判断します。

面接の主導権は基本的には企業側にあり、求職者の発言の自由度は制限されがちです。

面談とは

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

面接とは異なり、選考とは直接関係のないものです。
求職者と企業の間で対話をする中で、相互理解をすることを目的としています。

また、最近ではダイレクトリクルーティングなどを使用して、企業側が優秀な人材を確保するために、面談を行うといった企業も多いです。

面接と面談の大きな違いは、合否の有無

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

面接と面談の大きな違いは、「合否に関係するかしないか」です。
採用における面接は選考の一部であり、求職者が企業に対して自己アピールをし、企業が採用、不採用の合否の判定をします。

一方で面談は、企業と求職者同士がお互いを深く理解し合うためのものです。
したがって、面談には採用、不採用といった合否の判定はありません。

また、面接はかしこまった緊張感のあるものであるのに対し、面談は比較的フランクな雰囲気で対話するものです。
場の雰囲気は、面接と面談では大きな違いがあります。

求職者が面談を受ける3つのメリット

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

それでは、実際に求職者が面談を受けるメリットを紹介してきましょう。

1.企業情報や社風を知ることができる

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

企業情報や社風は、求職者が調べただけでは把握しきれない部分があります。
面談では、企業側から企業情報や社風を説明してもらえるため、求職者側の不明確な部分をなくすことができます。

そのため、正しい企業情報を理解した上で、自分がその企業と合っているのかといった適性を判断できるようになるでしょう。

2.仕事内容の詳細を知ることができる

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

面談を通すことで、具体的な仕事内容を知ることができます。
企業のホームページや採用サイトでも仕事内容は確認できますが、具体的な仕事の流れなどは、調べただけでは把握できない場合があります。

面談を通じて具体的な仕事内容を聞くことができるので、入社後のミスマッチを防ぐこともできるでしょう。

3.相互理解を深めることができる

面接と面談の違いを徹底解説!面談に臨む上でのポイントも紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

面談をすることで、求職者と企業側の相互理解が深まります。
気軽に話せる空間である面談は、お互いが「本音で話せる場」です。

企業担当者と求職者が本音で話せる場であれば、意識せずとも話に花が咲きます。
話が盛り上がると、互いのことを深く知れることにも繋がり、相互理解を深められるでしょう。