会社が潰れる前兆を感じても慌てて退職するのはNGな4つの理由
会社が潰れる前兆を感じても、あえて退職しない選択をしたほうが良い場合も。
こちらでは、慌てて退職するのがNGな理由を4つ紹介します。
- 潰れない可能性があるから
- 転職先を紹介してもらえることがあるから
- 「潰れそうだから辞めた」では転職理由として不十分だから
- 会社都合の退職にできるから
潰れそうな会社で働き続けるべきか迷っている方は、ぜひ今後の行動を決める参考にしてください。
1.潰れない可能性があるから
潰れる会社の特徴にあてはまっても、正式な発表がない限り倒産しない可能性が残っています。
不安を感じても会社がすぐに潰れない理由は、主に3つです。
・これから融資を確保できることがある
・節税のためにあえて赤字経営に見せている
・グループ企業に合併される予定がある
合併などの経営判断は、役員同士でのみの情報共有にとどまることがほとんど。
一般の社員にまではギリギリまで伝わらないことも多いです。
上層部が何か動いている気配はないか、新しいシステムを導入し始めたりしていないかなど、合併の可能性も見極めておきましょう。
2.転職先を紹介してもらえることがあるから
会社が潰れる際、転職先を紹介してもらえることがあります。
グループ企業や親会社に移籍できるよう、会社側が調整してくれることがあるためです。
会社側からの斡旋であれば、今までと近い業界・同じくらいの勤務条件で働ける可能性が自力で転職するよりも高いでしょう。
もちろん、全ての会社で転職先を斡旋してくれるわけではありません。
しかし、急いで退職の意向を固めると紹介のチャンスを逃してしまうので、状況をよく観察しておきましょう。
3.「潰れそうだから辞めた」では転職理由として不十分だから
「転職活動に専念するため、潰れそうな会社を早めに辞めました」では、転職理由としては不十分。
次の会社でも「不安を感じたらすぐに辞めてしまうのでは」と採用担当者にネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。
潰れそうな会社に残りたくないと考えても、辞めるのは妥当性の高い転職理由を考えてからにするのがポイントです。
・キャリアアップのため
・新しい業界にチャレンジしたかったため
このような、会社の経営面に触れないような転職理由を見つけて面接に挑むことをおすすめします。
4.会社都合の退職にできるから
会社が潰れるという正式発表があるまで待つと、「会社都合」として退職できる可能性が高いです。
会社都合とは、従業員側に責任がない理由による退職のこと。
企業の倒産での解雇の場合、従業員側の希望で退職したわけではありません。
そのため、自己都合退職よりも失業手当の受給などで優遇されます。
会社によっては退職金が上乗せされたり、手当が支給されたりすることも。
金銭面がより良い方向に動くのは、転職活動が難航して収入が途絶える可能性を考えると安心できますよね。
さらに、会社都合の退職であれば、転職活動時に退職理由でマイナスなイメージを持たれにくいなど、メリットを多く受けられます。
会社が潰れる気配を感じたらまずは事実確認を
潰れる会社では、人件費や経費を削減して、財政を立て直そうとする動きが始まります。
経営面への不安があれば転職を決断してもOKです。
しかし会社が潰れそうだからといって、慌てて退職するのは避けたほうが無難。
「潰れるのでは?」という噂だけで行動を起こすと、会社側から転職先の斡旋を受けるチャンスや、“会社都合”という有利な退職理由を得られなくなってしまうためです。
まずは上司に事実確認をしたり、会社側からの正式発表を待ったりして、思い込みによる突発的な退職は避けましょう。
提供・Rolmy
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