兄弟や姉妹へのご祝儀はいつ渡すのが良い?

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

通常、招待されたゲストは受付で記名する際にご祝儀を渡します。しかし、招待側でもある兄弟は早い時間に会場に入っており、受付を通らないため、個別にご祝儀を渡す必要がでてきます。

結婚式の準備は時間と労力を要するもの。

渡す時期は、準備が大詰めとなる結婚式の直前や当日は避け、挙式の1~2カ月前を目安にお渡ししましょう。

最低でも、1週間前までには渡すのがベストです。

ご新郎ご新婦の都合の良い日を聞いたうえで渡すと、よりスマートに進み、とっても渡しやすいですよ。

次に渡す日や、時間帯についてご紹介いたします。

しきたりとしては、大安など、吉日の午前中に渡すのが縁起の良い日とされています。

個別に渡す際も、ただ渡すのではだめです!

汚れや折り目のない新札を選び、きちんとご祝儀袋にいれましょう^^

遠方にお住まいで直接渡すのはが難しい方は現金書留でご祝儀を送ることもできます!

この場合は、挙式1~2カ月前を目安にし、遅くとも1週間前にはしっかりと届くように事前に準備を整えましょう。

そして、ただご祝儀を渡して終わりではなく、お祝いを述べた手紙も添えると、相手に気持ちも伝わりますよ♡

デジタル社会が浸透している中で、直筆のお手紙はやっぱりプレゼントされるととっても嬉しいですよね*

一文字一文字から、祝福の気持ちが伝わるので、この機会にぜひお手紙に想いを託してみてはいかがですか?

また、実家などで兄弟と同居している場合も、ご祝儀は余裕をもって吉日などの良い日に渡します。

ご新郎ご新婦の新生活に役立つようなお祝いの品を贈るのも良いです。

品物を贈るなら、兄弟姉妹だけでなく、お相手の好みも事前にリサーチしておくとさらに喜ばれるでしょう。

小さい頃からずっと側にいた存在で、家族でもある兄弟。

おふたりにとって思い入れのある品などを選択するとより絆も深まるでしょう。

品物は現金よりもかさばるため、結婚式の直前や当日に渡さないよう、より一層注意が必要になります。

どうしても式に参加できない方は電報も

出席できなくても何らかの形でお祝いの気持ちを伝えたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

そんな時は電報を使って気持ちを伝えるのがおすすめ!

独身と既婚者では異なるご祝儀のマナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

兄弟や姉妹へご祝儀を渡す際、渡す側が独身なのか、既婚者なのかによってふさわしいマナーは変わります。

年齢にもよりますが、独身で、実家で親と同居しているような場合は、ご祝儀ではなく、お祝いの品を贈るだけでも構いません。

独身が親御様と同一の世帯とみなされていることがあります。

そのため、親御様から結婚祝いがあるなら、独身の兄弟からはご祝儀を渡さなくても良いとされるからです!

ただ、もし社会人として収入がしっかりとあり、ひとり暮らしをしているなど贈る側が自立している場合は、お祝いはご祝儀として差し上げるのが良いでしょう。

ただ、あくまで一番大切なのはお祝いの気持ちとされています。

結婚する兄弟姉妹との間で取り決めがあれば、お祝いの形式にこだわらず、喜ばれるものを贈りましょう!

お祝いを贈る側が既婚者の場合は、ご祝儀を渡すのがマナーとされています。

この理由としましては、既婚者が結婚する兄弟とも、親御様とも別個の家を構えていると考えられるからです。

既婚者が兄弟や姉妹へご祝儀を贈る際の一般的な相場は、10万円ほどとなります。結婚式や披露宴には夫婦で出席するため、おふたり分のご祝儀を包むと考えるとわかりやすいでしょう。

この場合は、10万円という偶数でも問題ありません。

こども連れで出席する場合は、こども1人につき1万~2万円を上乗せして贈る人もいます。

近しい関係だからと、既婚者がお祝いの品物だけを贈るのは、ご新郎またはご新婦に対しても失礼にあたるため注意しましょう。

兄弟が気にしなかったとしても、結婚のお相手やお相手の親御様などが困惑する原因になるかもしれません。

お金に関することはナイーブなのでしっかりとマナーをわきまえてかたお渡しするようにしましょうね!

(既婚)夫婦のみで結婚式に参加する場合

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

あなたがすでに結婚していて、夫婦ともに結婚式に招待されたらふたり分のご祝儀をあわせて包みます。

夫婦で出席する場合のご祝儀の相場は7万~10万円です。

友人の結婚式に夫婦で出席する際は5万円が相場ですが、兄弟姉妹は親族なので友人より少し多めに渡します。

(既婚)夫婦と子どもで結婚式に参加する場合

あなたが既婚者で配偶者と子どもと一緒に結婚式に参加する場合は、夫婦の分に加えて子どもの分のご祝儀も 上乗せして包みます。

子どもの分のご祝儀金額は、子どもの年齢によって変わります。