安産祈願のお守りで有名な神社は?総持寺(富山)

総持寺(そうじじ)は、富山の神社で、創建年月日ははっきりとわかっていないようです。
昭和12年5月に国宝に指定され、昭和25年8月に国重要文化財として指定されています。
前田利長も祈願に来たと言われる、古くからあるお寺です。

本尊が「胎蔵生(たいぞうしょう)大日如来(だいにちにょらい)」で安産の仏様と言われています。
「太陽のような仏様に見守られ、胎児が母の蔵(胎内)から生まれる」仏様ということで、安産祈願にいいと言われているのだそうです。
大日如来は、日本の複数の場所で安産祈願の神として祀られていますね。
そもそも大日如来は、大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのものを指すそうです。
とても大きな意味があるみたいですね。

総持寺(そうじじ)
〒933-0864
富山県高岡市関町32
0766-22-4073
安産祈願:随時受付

安産祈願のお守りで有名な神社は?全性寺(石川)

全性寺(ぜんしょうじ)は、石川の神社で、1522年に創建されたと言われています。
全性寺山門は、平成16年に金沢市指定文化財に指定されています。
金沢城にも近いので、観光に訪れる人も多いそうです。

前田利長が加賀藩の領主時代によく祈願に来ていたようです。
前田利家の後も前田家との関係が深く、10代藩主前田重教の生母が安産祈願のために、重教の守本尊である「不動明王像」を寄進しているそうです。

摩耶夫人が祭られていることから、安産祈願にいいと言われているようです。
摩耶夫人を安産祈願の神として祀っているところも、日本には複数あるようです。
摩耶夫人とは、お釈迦様のお母さんになるそうです。
「ママ」の造語であって、本名ではないという説もあるそうです。

全性寺(ぜんしょうじ)
〒920-0831
石川県金沢市東山2-18-10
076-252-8404
安産祈願:随時受付

安産祈願のお守りで有名な神社は?わら天神宮(京都)

わら天神宮は、京都の神社で、創建年月日ははっきりとわかっていないようです。
もともとは敷地神社と言われていましたが、「天神宮」と名前を変更したそうです。
天神宮という神社は日本に複数ありますね。
京都の天神宮はその後、安産祈願の神社として有名になっていきます。

昔から、わらで編んだかごに、複数のお供え物を入れて神様に捧げていました。
この時に抜け落ちたわらを、安産を願う妊娠している女性が持ち帰るようになりました。
そして、徐々に、わらを妊娠している友達や知り合いにあげるようになり、安産祈願の神社として「わら天神宮」と呼ばれるそうになったそうです。
ちなみに、わらにふしがあれば男の子、なければ女の子が産まれると言われています。
お守りもかわいいですね。

主祭神の木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメ)は、隙間をすべて壁土で塞いだ無戸室に入り、出産の準備をして、産気づいたところで室に火を放ち、炎の中で無事に三柱を産み落としたことから、安産の神と言われているそうです。

わら天神宮
〒603-8375
京都府京都市北区衣笠天神森町
075-461-7676
安産祈願:随時受付

安産祈願のお守りで有名な神社は?御香宮神社(京都)

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)は、京都の神社で、創建年月日ははっきりとわかっていないようです。
地元の人達からは「ごこんさん」と呼ばれているそうです。
重要文化財に指定されている大手門など、見ごたえもある神社です。
お守りもかわいいですね。

ご祭神である神功皇后が、安産祈願として有名な神社です。
神功皇后は妊娠中、臨月の身でありながら朝鮮へ出兵しました。
そして帰国後、無事に子供(のちの応神天皇)を出産したと言われています。
その強さが、安産や子育ての神として崇められるようになった原因だということです。

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)
〒612-8039
京都府京都市伏見区御香宮門前町174
075-611-0559
安産祈願:随時受付