整理収納アドバイザーのhanaです。おうち時間が増えている昨今、部屋をキレイにして、もっと寛げる空間にしたいという方も多いですよね。毎日過ごす部屋の色や形など、視覚から受ける影響は、想像以上に大きいモノ。そこで今回は、「視覚効果」で部屋をキレイに見せて、寛げる空間にする収納術を紹介します。
収納術①死角を活用する
視覚効果でキレイに見せる収納術①は、「死角を活用する」です。
予定を書き込んだカレンダーやスケジュール表、生活感が出やすい日用品や家電など、見える場所に置くと雑多な印象になってしまうモノってありますよね。
そんな時におすすめは、部屋の死角になる部分を活用して収納する方法です。
部屋の構造によって死角になる部分は異なりますが、筆者宅の例を紹介します。
例1:リビングの死角となる壁面にホワイトボードを設置
リビングの死角となる壁面にホワイトボードを設置して、スケジュール表や子どもの学年便りなど、雑多に見えてしまうモノをまとめて掲示しています。
死角なので目障りにならず、部屋をキレイに見せることができますし、必要な時はいつでも確認できます。
もし、そういった壁面がない場合、扉裏を活用する方法もおすすめです。
例2:リビングの死角となる片隅にロボット掃除機を設置
リビングの死角となる片隅にロボット掃除機を設置しています。
ちょうどソファーの陰になる場所のため、近くまで行かないと見えません。
部屋の中心部に置くと目立ってしまいますが、死角を活用すれば普段見えないため、視覚的ノイズを抑えることができます。
雑多に見えるモノは、死角を活用して普段目に入らない場所に設置することで、寛げる空間を演出することができます。
収納術②ファブリックを活用する
視覚効果でキレイに見せる収納術②は、「ファブリックを活用する」です。
置くと生活感が出てしまうけれど、死角に配置できない場合もありますよね。
そんな時おすすめは、ファブリックを活用して見えないようにする方法です。
ただし、この方法は、多用しすぎると不自然な印象になってしまいます。また、ファブリックを退かす手間も増えてしまうため、場所やモノを絞って実践することが大切です。
以下に、筆者宅で実践している例を紹介します。
例1:キッチンやリビングの家電にファブリックを掛ける
キッチンに置いている炊飯器やリビングに置いているプリンターは、そのまま置いておくと目立つため、お気に入りのファブリックをかけて覆っています。
そうすることで、視覚的ノイズが抑えられて、使いやすさと部屋をキレイに見せることが両立します。
例2:配線や充電器が見えないようにファブリックを掛ける
電動自転車のバッテリー充電器などを置いている玄関の棚の一部。
コードや充電器などが丸見えだとごちゃごちゃした印象になるため、つっぱり棒にファブリックをかけてカーテンのようにして覆い、すっきり見えないようにしています。
同じエリアにあるファブリックは、テイストを揃えると統一感が出ます。
また、お気に入りのファブリックを使うことで、部屋をキレイに見せるだけではなく、寛げる空間にすることもできます。