やってはいけない断捨離の内容とは?断捨離は良いことばかりではない?捨ててはいけないものとは?危険で逆効果?断捨離で成功するコツについても解説します。

断捨離をして、心身共にスッキリしたいと思っている人もいるでしょう。しかし断捨離のやり方を間違えてしまうと、むしろ逆効果になったり、後悔することになったりする可能性があります。

そこでこの記事では、やってはいけない断捨離や、断捨離を成功させるためのコツなどについて解説していきます。

断捨離の基本的なやり方

断捨離の基本的なやり方としては、まず整理しようと思っているものを全て部屋に出すところから始めます。ブロックごとにわけて、洋服であれば全ての洋服を部屋に出し、書類などであれば全ての書類を部屋に出すのです。

そして全てを出したら、その中から必要な物と、不必要な物に仕分けていきます。不要なものがあれば、その場でゴミ袋に入れてしまいましょう。そうして全ての物に目を通して、必要なものか、いらないものかを判断していくのです。

このときに大切なのが、思い出があるからといって、必要な物だと判断しないことです。そのような理由で捨てないでおくと、結局たいした断捨離ができなくなってしまいます。

もちろん、家族写真のような本当に大切な思い出があるものは取っておきましょう。しかし、思い出はあるけど二度と使わないであろうものや、数十年使用していないものなどは、捨てる決断をするということが大切なのです。

やってはいけない断捨離20個

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

やってはいけない断捨離は、以下のとおりです。

(1)一日で終わらせようとする
(2)気分で捨てる
(3)自分以外の人の物から捨てる
(4)使えるかどうかで判断する
(5)思い出のある品から始める
(6)季節を考えないで捨てる
(7)全ての部屋を一気にやろうとする
(8)収納グッズを先に買う
(9)フリーマーケットで売ろうとする
(10)アルバムなどの思い出の品を捨てる

(11)ゴミ出しの日を確認しない
(12)人に判断させる
(13)予定になかったものまで捨てようとする
(14)途中で価値観を買えない
(15)保留の物を増やし過ぎる
(16)決断に時間をかけ過ぎない
(17)古くて何度も使っている物を捨てる
(18)ポケットの中身などを確認せずに捨てる
(19)断捨離だけをして掃除や整頓をしない
(20)いちいち思い出に浸る

やってはいけない断捨離としては、断捨離を断念してしまう原因となるものが挙げられます。一日で終わらそうとしたり、全ての部屋を一気にやろうとしたりしても、結局その日で断捨離が終わらないのがオチです。

散らかった部屋で次の休みまで過ごすのは、ストレスになってしまいますよね。やる気があるのは良いですが、断捨離は大変ですので、洋服や小物というように、種類ごとに行いましょう。

フリーマーケットで売るというのは良さそうに思えますが、捨てるものを全て発送するのはかなりの手間です。また、すぐに売れるわけでもないため、ずっと部屋に物がある状態となってしまいます。結局、売れないままそれが部屋に残り続けることになるため、やめておきましょう。

気分で捨てたり、人に判断させたりするのは、後から「捨てなければ良かった」と後悔する原因となるため、注意しておいてください。

断捨離で捨ててはいけないもの

断捨離で捨ててはいけないものとして、まず挙げられるのが二度と買い戻せない思い出の品です。古い写真がたくさん入ったアルバムや、恋人に買ってもらった指輪など、このようなものは大切にするべきですので、しっかり取っておいてください。

また、古くても何度も使っている物は捨てるべきではありません。古い物だからといって捨ててしまうと、いつかまたそれを使いたくなることがありますよね。そのため、数年以上使っていないものであれば良いですが、高い頻度で使っている物は捨てないようにしましょう。

他にも、家族が大事にしてるものも捨てるべきではありません。あなたにとってはどうでもいいものかもしれませんが、家族にとってはそうではない可能性もあります。自分以外の物をどうするかは、家族本人が決めるべきですので、勝手に捨てないようにしましょう。

断捨離は危険で逆効果?

断捨離は危険な面もあります。やり方によっては、すっきりするどころか逆効果になってしまうこともあるものです。

一番多いのが、勢いあまって大事な物を捨ててしまったというパターンです。ずっと収集していたものや、思い出があった大事な物を捨ててしまうと、そのことをずっと後悔することになります。

そして家族の物を勝手に捨ててしまったことで、家族の仲が悪くなってしまったという人もいます。断捨離が家族の仲に大きな影響を与えることもあり、最終的には同じ物を新品で買い戻したという人もいるのです。