せっかく告白をしてくれた相手にお断りをするのは、意外と難しいものですよね。今回は告白を断るときの上手な断り方をご紹介。相手を傷つけない断り方の例文もご紹介しますので、良い断り方が見つからず困っている方もぜひご覧ください。
告白されたときの、良い断り方や例文が知りたい…!
好意のない相手からの告白は、うれしい反面、戸惑うもの。
特にこれからも仲良くしていきたい友達や、関係を壊したくない仕事仲間からの告白はうまく断りたいですよね。
また、よく知らない相手であっても逆恨みなどをされないよう、できるだけ相手を傷つけずに気持ちを伝えたいものです。
告白を断るというのは勇気も必要ですが、返事までの期間が長ければ長いほど、相手に期待を持たせてしまうということになります。
告白を受けないと決めたら、少しでも早く断るというのが、上手な断り方になります。
とはいえ良い断り方が分からない……という方向けに、今回はスマートな断り方をお相手別にご紹介。
そのまま使うこともできる例文も掲載していますので、上手な告白の断り方をお探しの方もぜひチェックしてみてください。
これだけはNG!やってはいけない告白の断り方・例文
はじめに、やってはいけない告白の断り方と例文をご紹介します。
1.笑いにする
告白を断るときに深刻にしたくない……と、ついつい笑いにしてしまうのは断り方としては絶対にNGです!
不誠実な印象を相手に与えてしまうのはもちろん、場合によってはお相手のプライドを傷つけてしまいトラブルになってしまうことも。
相手は真剣に告白をしてくれたのですから、こちらも誠実に断ることが重要です。
■ NG例文
「告白とかウケる!」
「私二次元しか無理だから!あ、嘘だけど!」
2.なかったことにする
特にずっと仲が良かった相手の場合や、飲みの席の場合での告白の場合は「聞かなかったことにしよう!」と思ってしまうもの。
ですが、勇気を出して告白をしてくれた相手からすると、なかったことにされるのはとても傷つきます。
こちらも勇気を出してきちんと断るのが大切でしょう。
■ NG例文
「告白?そんなのあったっけ?」
「私何にも聞いてないよ?そんなことより違う話しよ!」
3.別の何かのせいにする
告白を断るときについ考えてしまうのは「自分が悪者になりたくない」ということではないでしょうか。
そんな時はつい、友達や家族など第三者のせいにしたくなるかもしれません。
ですが、告白を断ると最終的に決めたのは自分。
仮に誰かに相談して決めたことであっても、人のせいにした断り方はやめましょう。
また、占いなどを根拠に断るのもNGな断り方です。
■ NG例文
「友達が辞めたほうが良いって言ってたから」
「〇〇座と〇〇座は相性が悪いって占いで言われたんだよね」
4.曖昧にする
優しい性格の人がついついやってしまうのは、相手を傷つけまいと曖昧な断り方をすること。
「無しではないけど、ありでもない」などとよくわからない断り方をすると、相手としても「何が言いたいの?」と混乱してしまいます。
場合によっては「OKってことかな?」と勘違いさせてしまうこともあるので、お断りをするときにはキッパリと「お付き合いはできません」と言うようにしましょう。
■ NG例文
「彼氏がいらないわけじゃないけど、でもまあ、そういう感じで……」
「きっと付き合ったら幸せになれると思うんだけど……なんかごめんね」
5.ダメ出しをする
キッパリとした断り方をするときに、ついついその理由を正直に言ってしまうという方もいるかもしれません。
ですがその理由が相手に起因する場合はいちいち言ってしまうのは良くありません。
特に年齢や外見など、本人ではどうしようもないことを理由にした断り方や過去に関することを言う断り方は相手を必要以上に傷つけてしまいます。
■ NG例文
「あなたは年下だし収入も低いから無理!」
「あのとき言ってくれたら考えても良かったけど」
6.誰かに頼んで断る
仮に相手が誰か別の人経由で告白をしてきた場合でも、断るときには直接断るのがマナー。
誰か別の人経由で断ってしまうと気持ちがうまく伝わらなかったり、場合によっては誤解を招いてしまうこともあります。
また、告白というのは非常にデリケートなものなので第三者に知られたということが相手を傷つけることもあります。
結婚相談所などプロに頼む場合は別ですが、基本的には告白は自分で断るのが重要といえるでしょう。
■ NG例文
「返事は〇〇ちゃんに聞いてください」
「〇〇ちゃんから聞いてると思うけど、告白はお断りさせてください」
7.先延ばしにする
告白をされたときには「返事はいつでもいいです!」と言われることもあるかもしれません。
実際に迷っているときには少し待ってもらっても良いですが、気持ちがしっかりと決まっているなら少しでも早く断ることが上手な断り方といえるでしょう。
場合によっては「キープ状態」ととられ、最終的に断った時よりも相手を傷つけることにもつながります。
また、少し待ってもらう場合はなるべく具体的な日数(長くても1週間ぐらいがベター)でいったん区切りを付けるのが良いでしょう。
■ NG例文
「まだもうちょっと考えさせて」
「今は仕事を頑張りたいと思ってるの。2~3年ぐらいはまだ忙しいと思うんだけど、落ち着くまで待っててくれる?」