PCR検査の結果は…?

ケガでも病院に行けない!コロナ陰性なのに「発熱お断り」のNG連発をくらって…
(画像=『女子SPA!』より引用)

「こんなに具合悪いのに、待つしかないのか…」と、その日はただ寝るのみ。翌朝も、やはり発熱していました。ぐったりと寝込んでいると、昼前になって病院から電話があり、結果は「陰性」とのこと。

「コロナじゃない、と分かってひと安心しました。でも、だったら何か別の病気?とすぐまた不安になりました」

その電話口で症状を聞かれた誠さんは、喉の痛みも咳もないけど熱が出ていることや、右足の怪我がやけに痛むこと。そして、右足の付け根のリンパも腫れていることを伝えました。

「すると病院からは『蜂窩織炎(※ほうかしきえん)の疑いがあるから、皮膚科のある病院へ行ってください』と言われました」

※蜂窩織炎は、皮膚の感染症の一種。感染部の皮膚は熱を持って赤く腫れ、全身の発熱や悪寒を伴うことも。

皮膚科に電話するものの…

足が痛み歩くことが辛いため、出来るだけ近所の皮膚科を検索し、電話をした誠さん。

「4軒電話して、4軒とも通院を断られました。『熱はありますか?』と聞かれるので『ありますが、昨日PCR検査をして陰性です』と伝えても、『発熱している方は熱が治まってから通院していただくようにお願いしています』と言われて終わりです」

誠さんは、泣く泣く5軒目の皮膚科に電話。ギリギリ徒歩圏内にある、最後の皮膚科でした。しかし、またしても電話口で『発熱お断り』を伝えられてしまいます。

「このままどうなるんだろうと思って、命の危険を感じ、電話口でゴネました。3日間熱が下がらないことと4軒電話をかけて断られたこと、体調が悪化していることを伝え『熱が治まるまで診て貰えなかったら、何のための病院なのでしょうか…?』と訴えました」

すると受付の人は少し考えた後、「少々お待ちください。先生と相談します」とのこと。