オレンジ色の針の模様が特徴的なオレンジルチルクォーツは、開運と自己発揮を司る、縁起の良い石です。最強の金運を持ち主に与えたり、クリエイティブな才能開花に効果があると言われています。そんなオレンジルチルクォーツの意味・効果・浄化方法・見分け方をご紹介いたします。


ルチルクォーツは、中国を中心に金色のゴールドルチルと呼ばれるものが有名です。しかし、ルチルクォーツには他にも赤や黒や緑など、色々なものが存在します。

その中のひとつが、オレンジルチルクォーツです。オレンジ色の針が、無数に水晶に存在しているオレンジルチルクォーツの意味や効果など、解き明かしていきたいと思います。

オレンジルチルクォーツとは

まず、オレンジルチルクォーツも含まれる、ルチルクォーツについて、知ることが先決かと思いますのでご紹介したいと思います。

鉱物名を金紅石入り水晶といいます。水晶の中に針状の内包物を含む水晶のことをいいます。この針状の内包物の正体は、二酸化チタンです。ラテン語のルチルは黄金色に輝くといいます。

オレンジルチルクォーツに関しては2006年にブラジルのバイア州コトビロ鉱山から、250kg産出されました。

その後、似たようなオレンジ色の強いほかの産地のルチルクォーツも合わせて、オレンジルチルクォーツと呼ばれるようになったそうです。明確にオレンジ色のものもありますが、それは希少でどちらかといえば、茶褐色のルチルを総称して、オレンジルチルクォーツとしているようです。

先ほど申し上げた、ブラジルのバイア州コトビロ鉱山から産出されたオレンジルチルクォーツは、非常に希少価値が有り、このオレンジルチルクォーツにめぐり合うのは、大変難しいことと言っても過言ではありません。

よって元祖オレンジルチルクォーツとそれ以外の流通しているオレンジルチルクォーツでは、その価格も大幅に違います。

もし、コトビロ鉱山から産出されたオレンジルチルクォーツにめぐり逢えたなら、それは大変な僥倖というよりほかありません。硬度は水晶ですので、7あります。 硬い石なので、破損の心配はそこまではありません。

オレンジルチルクォーツの意味

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

オレンジルチルクォーツの意味は、その他のルチルクォーツと同じく金運に関するものが多いです。とくに中国人はこのルチルクォーツを特別な石と認識しており、針の極太なものをタイチンルチルと称して、爆買いしたりもするようです。

そして、オレンジルチルクォーツは、金運という意味では非常に意味のある石だと言われています。海外セレブが本物のオレンジルチルクォーツを手に入れるべく、お金に糸目を付けないほどで、その効果は絶大だとか。

もちろんここでいう最強の金運という意味を持つオレンジルチルクォーツとは、市場に出ているオレンジ系のルチルというものではなく、コトビロ鉱山でたった250kgのみ産出されたものを指します。

市場に出ている入手しやすいオレンジルチルクォーツにも、同じような意味がありますので、難しく考える必要はないと思います。

血眼になり、希少価値の高い鉱山から産出されたオレンジクォーツを探し出しても、持ち主を選ぶと言われているので、欲得にまみれた精神では、絶大な金運は得られないのではないでしょうか。純粋な気持ちが大切なのだと思います。

オレンジルチルクォーツの石言葉

『Spicomi』より引用22.jpg
(画像=『Spicomi』より引用)

オレンジルチルクォーツの石言葉は、「最高の金運」「創造的な才能開花」「目標の早期達成」「身体能力を高めて覚醒する」というものです。

最高の金運とありますが、ルチルクォーツ自体にそのような石言葉が付き纏います。ゴールドルチルクォーツはその最たるもので、最強の金運を持ち主に与えます。

では、オレンジルチルクォーツは、何が違うのかという事ですが、それは希少な産地から出たオレンジクォーツはまず、手に入れることすら困難なので、選ばれた者した得ることが出来ないということです。

それ自体が奇跡に近い最高の金運なのです。お金に余裕が有れば何とか手に入れられるかもしれませんが、持ち主がよこしまな人間であれば、最高な金運は発動しないとも言われています。

コトビロ鉱山のほかにも、茶褐色のオレンジルチルクォーツが出るようなので、そちらの方の石言葉としては、「才能開花」「身体能力を覚醒させる」など、動きのあるアクティブな石言葉が並びます。目標の結果が早めに出るというのが、いいですね。