ダイエット中のみなさんは、朝ごはんを食べていますか?
管理栄養士の立場としては、ダイエット中でも3食きちんと食べることをオススメします。
どうしてダイエットには朝ごはんが必要なのか。
朝食レシピも踏まえて徹底解説します!
健康的なダイエットのためにも、朝ごはんを食べていきましょう。
ダイエットにおける朝ごはんの重要性
”ダイエット中だから、朝ごはんを抜いておこう”
そう考えている人も多いことでしょう。
でも、そのダイエットは本当に合っているか一度考えてみませんか?
朝食を食べる効果としては、
- 脳にエネルギーが行き届き集中力がつくため、作業効率が良くなる
- 消化することにより体温が上がり免疫力、代謝能力のアップ
- 昼食のドカ食いを防ぎ血糖値の急上昇(脂肪の溜め込み)を防ぐ
- 空腹感が減りイライラが減る
- エネルギーを確保できるため、朝から元気になれる
- カラダのリズムが整えられる
他にも、朝ごはんを食べた方がテストの成績が良くなるという調査結果も出ています。
これを聞いただけでも、メリットはたくさん!
朝食を食べないダイエットのデメリットでいうと、代謝が上がらず痩せにくいカラダなる。
血糖値が急激に上昇して、太りやすくなるという2点です。
逆にいうと、代謝がうまく働くような朝食。
血糖値が急激に上がらない朝食。
そんな朝ごはんをとることで、ダイエットに向いた朝食となります。
ダイエット中の朝ごはんで意識すべきこと
朝食どんなもの食べたらいいの?と聞かれたとき、筆者は毎回”旅館に泊まったときに出てくる朝食を思い出してください”と答えています。
ごはんがあって、味噌汁、焼き魚、野菜の煮物やお浸し、お漬物、お豆腐、卵焼きなど。
まず品数が多く、和食です。
そして、少量ずつ盛り付けられています。
これが朝ごはんで意識すべきポイントです。
一汁三菜という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
ごはんに1品の汁物、そして3品の主菜や副菜といったおかずです。
先ほどの代謝が働く、血糖値を急激に上昇させない点に関してもこの朝ごはんは最適です。
しかし実際のところ、忙しい毎朝にここまで用意するのは難しいです。
筆者自身も毎朝この食事を続けるとなれば、仕事に遅れてしまいます。
ということで、ここからは自宅で可能な範囲でできる最適な朝ごはんのとり方を解説していきますね。