一面に広がる花ススキの絶景が美しい「岩湧山」や、マイナスイオンたっぷりの森林浴スポット「摂津峡公園」、咲き誇るネモフィラの絶景に心癒される「花博記念公園鶴見緑地」など、大阪のおすすめ癒しスポットをご紹介します。

1.岩湧山

photo by 岩井 眞太朗さん

河内長野市にある標高897.1mの山。登山初心者にも登りやすい山で、いくつかのハイキングコースがあります。特におすすめの季節が秋。10月中旬〜11月下旬にかけて、山頂は一面黄金色の花ススキ畑が広がります。秋の風になびく花ススキの景色は、日ごろの疲れも癒してくれる絶景です。

photo by miya38さん

山の中腹(標高500m)には「四季彩館」があり、ハイカーの休憩スポットとして人気。売店や自動販売機はありませんが、お弁当を食べるのにも適しており、こちらで情報収集もできます。

【スポット情報】
岩湧山

2.摂津峡公園

摂津峡(せっつきょう)は、大阪府高槻市を流れる芥川の中上流域に広がる渓谷です。その長さは、約4km。道中にある夫婦岩や八畳岩などの奇岩、断崖、滝などの様子が大分県の景勝地「耶馬渓(やばけい)」に似ていることから「摂津耶馬渓」とも呼ばれています。

3月から4月にかけては桜が咲き広がり、5月下旬から6月下旬はホタルが乱舞します。そして、11月から12月には紅葉の絶景を楽しむことができ、四季を通じて多くの人の癒しの空間となっています。

都心からほど近くにありながら、鳥の声や清流の音に心癒される貴重な森林浴スポットということで「大阪みどりの百選」にも選ばれています。

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摂津峡公園

3.箕面公園/箕面大滝

箕面(みのお)公園は、箕面市の「明治の森 箕面国定公園内」にある自然公園です。渓谷沿いに「滝道」と呼ばれる遊歩道が整備されており、春は新緑、秋は紅葉が楽しめるスポットとして人気があります。また、市街地より少し涼しいため、夏に涼を求めて訪れる人も多く見られます。

photo by miiiiiiさん

遊歩道を約2.7キロ歩くと、大きな「箕面大滝」が見えてきます。落差が33メートルあり、「日本の滝百選」や「日本百景」にも選ばれています。轟々と流れ落ちる迫力のある滝を間近で眺めることができ、心身ともにリフレッシュされますよ。

遊歩道沿いには、カフェなどの飲食店や、足湯もあります。滝までは少し距離があるので、散策の前後に立ち寄って休憩するのも良いでしょう。

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