小腹対策には「まい泉」のポケットサンド

(写真= yasuhiro amano/ShutterStock)

軽くお腹を満たせるお食事系も一品用意しておくと、喜ばれます。

とんかつ まい泉といえばヒレかつサンドが定番。ですが、パーティなら、パンの縁がプレスされていて片手でも食べやすいポケットサンドがオススメです。なかでも、たまとろ黒豚メンチカツは三越銀座店限定品。三越のシンボルのライオンをモチーフにしたかわいい焼き印が目印です。

とんかつ まい泉を展開する井筒まい泉は、サントリーホールディングスの子会社です。そのサントリーホールディングスは非上場ですが、中核会社である「サントリー食品インターナショナル<2587> 」は東証一部に上場しています。

「BOSS」「サントリー天然水」「伊右衛門」など、誰もが知る大型ドリンクブランドを多数展開する国内飲料2位の大手で、海外M&Aにも積極的です。

今期の会社計画は、営業利益で5%の増益予想ですが、8月7日に発表された第2四半期決算では、刷新した「伊右衛門」が牽引して8%の増益と好調。季節要因が業績に与えるインパクトが強い同社のような企業では、特に日本の8月、9月の業績動向は注目です。

手土産にダロワイヨの「マカロン」

ここまで揃えても、やっぱりスイーツがなくては始まらない……という女心はいくつになっても変わらないはず。ということで、最後はマカロンで有名な、パリの老舗パティスリー「DALLOYAU(ダロワイヨ)」のスイーツバイキングへ。洋惣菜コーナーに向かいます。

カラフルでコロンとしたキュートなフォルムのマカロンは、女子の心をとらえて離しません。パーティに集まる女友達の顔を浮かべながら、カフェ、シトロン、ペッシュ(白桃)……と選んで詰めてもらうのも楽しいひと時ですね。

実は、ダロワイヨを日本で展開しているのがペコちゃんの不二家 <2211> です。

1938年創業の不二家がフランスのダロワイヨとライセンス契約を結んだのが1980年。フランス国外初の第1号店が自由が丘店で、1989年には不二家の100%出資でダロワイヨジャポンが設立され、今に至ります。その不二家は、2008年から山崎製パン <2212>の連結子会社となりました。

不二家の収益の柱は、「ミルキー」や「カントリーマーム」など製菓事業と洋菓子の販売事業ですが、これまで好調だった中国事業が失速。7月31日に発表された第2四半期決算の連結最終損益は赤字に転落しました。会社側は、通期の計画を据え置きとしていますが、計画達成には、依然として厳しい中国事業の動向を見極める必要があります。

自慢の手土産も手に入れたし、銘柄もしっかりリサーチ。これで、自信を持ってホームパーティに参加できますね。

集まった女友達と、ドミニク・アンセル・ベーカリーのクッキーショットをかぶりつきながら、

「へえ、これってナノ・ユニバースの会社が展開してるんだ!」\

「ナノってZOZOTOWNにもあるでしょ」\

「ZOZOのスタートトゥデイ <3092>って、株価すごいよねー」

なんて、話題が尽きないかも!?

※本記事で紹介する個別の銘柄・企業名は、あくまでも参考として申し述べたもので、銘柄または企業株式等の売買を推奨するものではありません。購入は自己責任でお願いいたします。

文・岡田 禎子(日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、CFP)/DAILY ANDS

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