3つの小顔ポイント(あご筋)はどこにある?それぞれの場所とほぐし方を確認!
顔まわりには大小合わせて30種類以上の筋肉が集まっていて、その一つ一つの名前を覚え、ケアをするのは簡単ではありません。
そこで抑えておきたいのが「3つの小顔ポイント(あご筋)」です。
側頭筋
耳の上に指先を当てて、奥歯を噛み締めます。
すると少し動いたり盛り上がるような感覚がする場所がありますが、それが側頭筋です。
側頭筋は指を除いた手のひらくらいのサイズがありますので、比較的大きいパーツ。
この部分を、まずは両側同時に1分間ほぐしましょう。
ほぐし方は手の手根(手のひらの下部分)を側頭筋の一番盛り上がるところに当てて、息を止めずに手のひらで円を描くようにクルクルとほぐします。
強く揉みたいと思うかもしれませんが、力はほとんど要りません。
むしろ力を入れることで髪の毛同士に摩擦が起こり髪にダメージが生じるので、手のひらを側頭部に密着させ優しく包んだら、くるくる頭皮を緩めるイメージで行いましょう。
ただし、1分続けることがポイントです。
咬筋
耳たぶの下のラインと口を結ぶところの耳側に、人差し指から薬指までの指3本を当て、その状態で口をパクパクすると良く動く部分が指先で感じられます。
それが咬筋です。
その部分に、軽く手をグーにし、拳骨部分をあてましょう(指の第二関節)。
口を半開きにしたまま、グーで咬筋に円を描くように1分間、左右同時にほぐしましょう。
耳の前(外側翼突筋・内側翼突筋)
筋肉の名前は難しく、覚える必要もないですが、耳の前の窪んでいるあたりは複数のあごの筋肉をむすむ大事なポイントで疲れが溜まりやすい部分。
この部分に人差し指を強めに押し当てて口を半開きにした状態で指を上下にするように30秒ほど動かすと、顔全体がポカポカするほど筋肉を緩める効果が得られます。
さらにこの3つのほぐしを行なった後に、次の3つのエクササイズを行ってみて下さい。
- 顎を左右に動かすエクササイズ。口を半開きにして、下顎を前方に突き出したら、下顎をそのまま左右に30回ほど動かしましょう。
- 口を半開きにして、下顎を上顎より前に出す→戻す、を20回繰り返しましょう。
- 最後に顎の骨の下側から親指を引っ掛けて耳の方向に向かって流し、さらに首の横を通り鎖骨まで流すようにしましょう。左右10回ずつ(同時にやってもOKです)。
3つのほぐしと3つのエクササイズをまとめて行っても5分程度で完了します。
まずは1週間で驚くほどの小顔効果や顔の歪み改善効果を体感できるはずです。
ちなみに1年続けたら「プチ整形レベル!」の変化が得られるかもしれません。
SNSに投稿したらバズってしまうかもしれませんので、コツコツ続けてくださいね。
顔ヨガで顔の運動不足を解消!
あごの筋肉や顔の筋肉が凝るのは「歯を食いしばる癖があるから」とされますが、実はそれよりも深刻なのは顔の運動不足だという説があるのをご存知でしょうか。
確かに食いしばりも良くありませんが、それだけで顔の筋肉は疲労したり劣化したりはしません。
そもそも顔の筋肉を動かさないこと=顔の運動不足でも筋肉は硬くなり、顔全体の血流が悪くなり、さまざまなトラブルが起こりやすくなるのです。
特に日本語は口の動きが少ない言語であるため、英語圏の人より表情が乏しくなりがちとされます。
マスク生活で人との会話や笑いが減ってしまっているのも顔の運動不足の原因になっています。
まとめ
いくらヨガなどで体のエクササイズを一生懸命頑張っていても、顔のエクササイズは怠ってしまうと、見た目の印象で損をしてしまいます。
スキンケアのタイミングで顔のエクササイズを取り入れ、顔の運動不足を解消し、顔の老化を予防しましょう。
そうすれば、小顔もゲットできますし、プチ不調も改善できますよ!
提供・yoganess
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