妊娠するとママの身体には大きな変化が起こります。妊娠超初期に当たる妊娠3週目にはどんな体の変化があるのでしょうか?妊娠3週目だと飲酒の影響は?妊娠検査薬は使えるのでしょうか?出血があったらどうなのでしょうか?!妊娠3週目についていろいろとお伝えします。
妊娠3週目!ママと赤ちゃんはどんな感じ?!
妊娠を心待ちにしている人にとっては、排卵期の後にやってくる妊娠3週目というのは、とても大切な時になりますよね。
妊娠していれば、妊娠超初期も超初期に当たる妊娠3週目というのは、ママの体と赤ちゃんの体はどのような感じになるのでしょうか。
排卵期の後の生理前と、妊娠3週目というのは、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、妊娠を心待ちにしている人にとっては、とっても気になる妊娠3週目の赤ちゃんの様子と、ママの体に出る症状、生活の中で気をつけるべきことなのについてお伝えします。
妊娠3週目ってどんな時期?!
まず、妊娠3週目というのはどのような時期に当たるのでしょうか。
排卵期の後にやってくる妊娠3週目というのは、実際に妊娠が成立するかどうかというとても大切な時期になります。
精子と卵子がママの体の中で出会って、受精が成立するのは、排卵期なのですが、妊娠0週0日というのは排卵期ではなく、最後の生理が始まった日のことを言います。
排卵というのは、生理がやってきてから14日目で起こるので、妊娠1週目というのはまだ受精もしておらず、妊娠2週目にやってくる排卵期に受精すれば、妊娠3週目に受精卵が卵管から子宮へ移動して、着床する時期になります。
この時期に、化学流産と言って着床せずに流れてしまうことも多いのですが、無事に受精卵が子宮へ到達して着床すると、子宮内膜に絨毛という根っこを下ろして着床します。
通常、妊娠に気が付くのは妊娠5週を過ぎてからだといわれていますが、妊娠の超初期症状は早い人では妊娠3週目から出始める人も出てきます。
妊娠3週目の赤ちゃんの大きさは?
妊娠3週目の赤ちゃんの大きさというのは、どのくらいの大きさなのでしょうか。
受精卵は、受精した直後から分裂し始めて、成長を始めます。
しかし、妊娠3週目に超音波検査などをしてみても、まだ小さすぎて全く確認することはできません。
どのくらい小さいかというと、大きさは約0.1mm、重さは約0.1gです。
肉眼で見ても、小さな塵のように見えるかどうかという大きさで、顕微鏡で見なければはっきりと確認することは出来ないほどまだまだ小さいのが妊娠3週目の赤ちゃんの状態です。
この時期の赤ちゃんの大きさは、先がよく尖っている針の先程だと言われているので、どのくらいの大きさか見てみたいというのであれば、紙に針でほんの小さな穴を開けて、太陽の光に透かしてみるとその大きさを実感することが出来ます。
妊娠3週目!妊娠検査薬は使えるの?!
妊娠3週目というのは、妊娠検査薬を使えるのでしょうか?!妊娠を心待ちにしている人にとっては、排卵期の後にやってくる妊娠3週目というのは、早く妊娠検査薬を使って、妊娠が成立しているかどうか知りたい、妊娠検査薬の結果がとても気になる時期ですよね。
昨日早い人だと、妊娠検査薬を使ってみたいと思う人もいるのですが、妊娠検査薬は妊娠3週目では使えるのでしょうか。
妊娠検査薬の仕組みというのは、受精卵が着床してから分泌されるhCGに妊娠検査薬が反応することで、妊娠したかどうかがわかるようになっています。
市販の妊娠検査薬でこのhCGが検出されるのはいつからなのでしょうか?!
このhCGが尿で検出されて市販の妊娠検査薬に反応するようになるのは、妊娠5週を過ぎてからになります。
最近の妊娠検査薬は、感度は良くなっているので、市販の検査薬でも妊娠5週よりも前に反応することもありますが、この時期は化学流産も多いために、フライングで検査薬が反応してしまい、ぬか喜びになってしまう可能性もあります。
妊娠検査薬を使って妊娠したかどうか早く知りたい気持ちはよくわかりますが、妊娠検査薬を使うのは、妊娠五週目を待ってからにしましょう。
妊娠3週目!ママにはどんな体の症状が?!
妊娠3週目というのは、妊娠したことに、ほとんどの人がまだまだ気がつかない微妙な時期になります。
また、受精卵が着床せずに、化学流産してしまう可能性もとても高い時期なのですが、人によっては、妊娠超初期の症状というのが出始める人もいます。
妊娠超初期に当たる妊娠3週目にママの体に出やすい症状にはどのようなものがあるのか、ここからみていきましょう。
【妊娠3週目のママの症状①】着床出血
妊娠3週目に見られるママの身体の症状には、着床出血が見られることがあります。
着床出血というのはすべての妊婦さんの1割から2割にみられる出血の症状です。
妊娠初期に出血というと、すぐに流産と結びついてしまう人がいるかもしれませんが、妊娠初期に起こる出血でも、すぐに流産に結びつかないものあります。
す妊娠初期の出血で心配の要らない出血の1つが、着床出血になります。
着床出血というのは、受精卵が子宮内膜に着床するときに、絨毛と呼ばれる根を下ろすのですが、その根が子宮内膜を突き破る時に、子宮内膜が傷付けられることで起こる出血になります。
出血の程度は、おりものが茶色に変化する程度の出血のものから、生理かと思うほどの出血が見られることもあり、出血の程度や様子には個人差が大きいのが特徴です。
【妊娠3週目のママの症状②】情緒不安定
妊娠3週目に見られるママの身体の症状には、情緒が不安定になるママも少なくありません。
生理前症候群の情緒不安定が起こるのにはちょっと早いのに、生理前症候群のような情緒不安定が起きた場合には、妊娠したことで身体の中のホルモンバランスが変わり、自律神経が乱されたことが原因かもしれません。
妊娠すると、妊娠を継続させるために黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどの女性ホルモンが大量に分泌されるようになります。
そのために、身体の中のホルモンバランスが大きく崩れる影響で、情緒が不安定になりやすくなります。
生理前症候群にはちょっと早過ぎるのに、涙もろくなったり、イライラしがちになった時には、妊娠によるホルモンバランスの変化が影響しているかもしれません。