面接においておさえておきたい基本的な言葉遣い7選
面接に慣れていない就活生はもちろん、社会人で転職を考えている方も、正しい言葉遣いができているのか不安に感じている方は多いでしょう。
面接では言葉遣いも重要視されるポイントです。
言葉遣いが丁寧であれば印象はよくなりますが、言葉遣いが良くないと面接官は違和感を覚え、いい評価が得られない可能性があります。
ここからは面接での基本的な言葉遣いについて確認しましょう。
1.自分のことは「わたし・わたくし」と言う
ビジネスシーンでは自分のことを「わたし」または「わたくし」というのが基本です。
面接では自分のことについて話す機会が多いため、使用頻度は高いでしょう。
自分のことを苗字で呼んだり、「あたし」を使用するのはもっての他。普段から「わたし」または「わたくし」を使用する癖をつけておきましょう。
2.ですます調の敬語が基本
面接のシーンにおいても、初対面の方と話す際も、基本的にはですます調で話すことを意識しましょう。
ですます調とは、文末に「です」や「ます」の丁寧語を使用することです。
ただし、主語が「わたくし」の場合は「です」や「ます」よりも「おります」を使用した方が文章の収まりが良い場合もあるため注意が必要です。
「おります」は自分自身の言動を相手に対して丁寧に述べるために使用する言葉。
例えば、自己紹介や志望動機について発言する際は、「わたくしは前職では営業職をしておりました。ですが、少しでもスキルを身につけるためにプログラミング言語の勉強をしております。」のように使います。
3.面接先企業のことは御社と言う
面接では、自分のことだけではなく、面接相手先の企業について言及する場面も多くあります。
相手先企業を言葉で表す際は「御社(おんしゃ)」と表現するようにしましょう。
ただし、以下のような一般企業以外の場合は「御社」を使用しません。
■ 銀行
御行(おんこう)
■ 信用金庫
御庫(おんこ)
■ 法人(社団法人、NPO法人)
御法人(おんほうじん)
■ 財団法人
御財団(おんざいだん)
■ 学校法人
御校(おんこう)、御学園(おんがくえん)
■ 医療法人
御院(おんいん)
4.「え〜」「あの〜」「あ〜」などの話し言葉の癖に気をつける
家族や友達話す際に「え〜」や「あの〜」などをつけて話す癖がある方もいます。
しかし、これは面接では避けたほうがいいポイント。
話はじめに余計な言葉があると、全体的にダラダラとした印象を与えてしまいます。
また、話の内容がうまく相手に伝わらない可能性も……。
普段の話し言葉が面接で出ないように気をつけましょう。